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地盤改良土の再利用提案

2015年12月26日
地盤補強工法には大別して軟弱な地盤そのものを固めてしまう地盤改良と、既製の杭を打設する工法とに分けることができます。

 地盤改良には「表層改良工法」といわれるセメント系固化材を軟弱地盤に散布し原地盤の土と混合・攪拌・転圧を行い版状の固結体を作るものや「柱状改良工法」といわれる、軟弱地盤の土にセメントミルク(セメント系固化材と水を混ぜたもの)を注入攪拌して、地中に柱状の改良杭をつくるものがあり 粘性土でN値>3、砂質土でN値>4にしますが、本提案は、改良した地盤を再開発する際に発生する改良土の再利用についてです。

 従来は、産業廃棄物として最終処分場へ埋め立て処分していましたが、発生現場でバックホウ装着型「バケットクラッシャー」によりセメント系固化材で固化した土を40mm級に破砕し埋戻し土や盛土材として再利用します。


 このバケットクラッシャーは作業性を向上させるため破砕方式はジョー方式を採用していますが、圧劣破砕方式のため強度が低いコンクリート塊の破砕には不向きでしたが、ジョー刃の形状の工夫により作業効率を上げました。

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