建設機械/農業機械用特殊アタッチメントの設計・開発・製作、建械/農械部品の販売・レンタル、中古販売・買い取り、整備・修理・メンテナンス

中古フォークバケット(ピラニアバケット)の在庫・入荷予定・入荷時期について

2019年12月13日
中古フォークバケット(ピラニアバケット)について、「在庫は無いのか?」「入荷予定は無いのか?」「入荷(買い取り)の多い時期はいつか?」などのお問い合わせを多くお受けいたします。



ご存知の通り、フォークバケット(ピラニアバケット)は、バケット背面に内蔵する2本のハイスペックシリンダーにより広い開口幅で強力に物を掴み取るためのフォークとして利用できる一方で、閉口時(収納時)は通常の標準バケットして使用できる優れものです。

この利点があるため、『油圧ショベルに常に付けっぱなしの状態にしておくので、純正バケットは必要ない』という方が多数を占めます。

よって、おのずから『修理・修繕をしながら使用し続け、最後まで使い切る』という事がほとんどです。



今までに、フォークバケット(ピラニアバケット)の買い取りや下取りを行ってきておりますが、その長い使用年数によって「開閉部の支点ピンやブラケットピン周りの摩耗が激しく、ガタツキが大きい」状態であることが多く、この状態の場合、鋼板の亀裂も多々見られます。また、シリンダーの状態も良くない場合がほとんどです。

これらを完全整備し、中古品として販売できる状態にするには、かなりの費用がかかり、結果的に「販売価格は、新品価格の7割前後」となってしまうことから、フォークバケット(ピラニアバケット)の中古品はお勧めできないのが実情となります。

(※)尚、フォークバケット(ピラニアバケット)とは違い、現場でスポット的に使用される比較的メジャーなアタッチメントであれば、多くのリース/レンタル会社が所有しており経過年数の括りで新しい機種に入れ替えする場合も多いので、出物が多いとも言えます。



『安い買い物をしたつもりが、新品を買う以上に高く付いた』『買ったはいいが、状態が酷く使用できなくて困っている』といったご相談のお電話は本当に多いです。

中古でフォークバケット(ピラニアバケット)を購入する場合は、整備内容を必ず確認する事と、新品の価格も知っておく事が必要です。

弊社では、お客様と末永いお付き合いをするために、お客様の立場に立ってご提案いたしますので、フォークバケット(ピラニアバケット)についてのご相談はお気軽にお寄せください。