S2000の爪折り/マフラーカッター短縮加工/フォグカバー防水処理
2023年6月11日
ホンダS2000が、お車のお悩みがいくつか有るとの事で、ご相談ご来店です。
ご相談内容の1点目は、『フロントタイヤがフロントフェンダー（インナーフェンダー）に干渉する』との事です。
2点目は、こちらのお車にはマフラーカッターが装着されていますが、『マフラーカッターがリアバンパーから出過ぎている』という事です。
そして3点目は、『洗車や雨の日に、フォグランプ部に水が入ってしまう』という事です。
お悩み解決の為、作業開始です。
先ずは、フロントフェンダー（インナーフェンダー）の作業です。
インナーフェンダーが擦れていますが、対策・改善には色々と方法が有りますので各種ご提案し、今回は「爪折り加工にてクリアランスを作る」事になりました。
※フェンダーの爪折りやカット加工は、塗装割れや錆の原因など非常にリスクが高いので、作業ご希望の場合は要ご相談下さい。
まずインナーフェンダーライナーを、フロントフェンダー内にINするように上側へ押し上げます。
そしてヒートガンでフロントフェンダーの塗装を温めながら、ゆっくりと爪を折り曲げていきます。
爪を折り曲げてインナーフェンダーを上げる様な加工で、クリアランスを確保出来ました。
続いて、マフラーカッターの作業です。
マフラーカッターを一旦取り外して、出口の長さを計測し、出過ぎた分をカット加工して短縮します。
カット加工したマフラーカッターを取り付け直して、丁度いい出幅になりました。
最後に、フォグランプ部の作業です。
フォグランプカバーの防水処理を行います。
フォグランプカバーを一旦外して、本体土台側にゴムパッキンを入れて付け直します。
洗車時にも水が入らないようになりました。
お悩み解決し、オーナー様にも喜んで頂けました。
この度はありがとうございました。
