アルミホイールの曲がり/割れ/削れ/欠け/傷/錆/凹みなどでお困りの方へ! アルミホイール修理・塗装のことなら私たちにお任せください! 確かな技術と安心の価格でサービスをご提供いたします。

ワーク マイスター 粗メッシュアルミホイール修理 バレル研磨ポリッシュ加工

2014年7月18日
古いワーク マイスターです。
現状はディスクはハイパーシルバー塗装、リムは元々はアルマイトリムですが、修理歴がありポリッシュになっております。
これをリムもディスクもバレル研磨でのフルポリッシュ加工ご希望で宮崎県からご依頼いただきました。
このタイプはワークによくある溶接2Pタイプです。構造は2ピースですが、裏側でリムとディスクが溶接されていて実際は分解できないタイプです。
分解出来ない溶接2Pタイプは、出来る作業が極限られますが、今回のこのホイールの形状的にはフルポリッシュ加工は出来る作業でしたのでお請けさせていただきました。





◉塗装剥離から下地研磨
ディスクの塗装剥離、サンドブラスト研磨後に、エアーアクションツールを使って隅々まで下研磨を施し砂目を消していきます。その後にバレル粗研磨へ投入しますが、この下地研磨作業が仕上がりに大きく影響をするため、この段階の作業が全工程の8割程の時間を要します。




◉バレル研磨機投入
途中画像がありませんが、バレル粗研磨後にバレル仕上げ研磨にかけてフルポリッシュになります。
バレル研磨機に投入しいきなり光る訳ではありません。
下地研磨の段階でどこか手落ちがあれば、バレル研磨⇔手磨きを後戻りしながら何度か繰り返す必要がありますが、下地研磨の段階の作業がしっかり施されていれば一発でここまで光ります。




◉クリアー塗装
最後にパウダーコートクリアーを丸塗りします。




◉焼き付けて完成







右がクリアー有り、左がクリアー無しです。
クリアー無しはまさに「ポリッシュ」です。ポリッシュを最大限綺麗に表現できます。但し、保護膜が無いため、月日とともに酸化白ボケしてきます。酸化白ボケはDIY手磨きで復活できるので、ご自分で磨きながら維持する事を苦に思わない方はクリアー無しが良いのかと思います。
クリアー有りは保護膜があるため、酸化白ボケはしませんが、最初から多少輝きが引けます。また、飛び石などでクリアーと素地の間に水分が入ると白サビとなります。これは、クリアー剥離、再バレル研磨が必要となります。
このようにクリアーの有無はどちらも一長一短あります。


白サビに関してはこちらを参照下さい