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BBS RS-GT 19インチ 塗装剥げ修理 パウダーコートフィニッシュでリメイク

2017年9月20日
BBS RS-GT 19インチです
東京都からのご依頼です。
ディスクがDBKですが、剥がれが酷い状態です。
DBKやDSK等のハイパー系塗装は、元々密着性が強くはありませんので、こうなるのも致し方ないかと。
今回は耐久性・密着性重視とのご希望でしたので、ズバリDBKとはいきませんが、パウダーコートによるDBK風にする事になりました。



リムの塗装剥離から下地研磨処理をします


剥離槽へ漬け込み剥離、残った塗膜をサンドブラスト研磨、インナー・側面は回転研磨をし、塗装の下地を作ります。まずはシルバーをパウダーコートです。



一旦焼き付けシルバー完成後に、アウターリムのシルバーを剥ぎ落としながらポリッシュ研磨をします。
ポリッシュ研磨後にさらにバレル仕上げ研磨にかけて鏡面に持って行きます。
最後にパウダーコートクリアーを丸塗りでリム完成です。
オリジナルはダイヤモンドカットですが、ダイヤモンドカット面に対してはウレタンクリアーになるため、ウレタン塗装ですと今回の目的でもある耐久性・密着性重視にはそぐわないので、パウダーコートクリアーが使える、ハンドポリッシュにしました。



ディスクのパウダーコート盤DBK風塗装です


ディスクの塗装を剥離、ブラスト研磨からバレル粗研磨で塗装の下地を作ります。
パウダーコート盤DBK風塗装のベースとなるミラークロームをパウダーコート。



一旦焼き付けてミラークロームで完成後に、スモークダーククリアーリコート、もう一度焼き付けてパウダーコート盤DBK風の完成です。
DSK(ハイパーシルバー)に関してはパウダーコートでもウレタンでのDSKとほぼ近似仕上げが可能ですが、DBKに関してはウレタンのDBKと同じにはなりません。あくまで似た雰囲気と言う事でご了承下さい。



チタンピアスボルトは1本1本磨いて光沢を出し、組み付けて完成となります。

 







オリジナル仕上げで行くなら、リムはダイヤモンドカット+ウレタンクリアー、ディスクもウレタンでのDBK塗装になりますが、今回の目的は耐久性・密着性重視ですので、オールパウダーコートフィニッシュにする事で格段に良くなるはずです。