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BBS RS バレル研磨ポリッシュ加工+リム交換リバレルで16インチから17インチ化

2019年6月1日
BBS RS、バレル研磨でオールポリッシュ加工と併せてリム交換リバレルご希望で愛知県からご依頼いただきました。リムはダブルステップリムを使い16インチから17インチへインチアップです。
リムが届くまでにしばらくかかりますので、先にディスクのポリッシュ加工を進めておきます。


◎塗装剥離→下地研磨→バレル研磨
まずは元の塗装を剥離、サンドブラスト研磨を済ませます。
その後は、エアーツールを使いながらハンド研磨を行います。
バレル研磨には、ウインドウ(メッシュ間)も下研磨をする2Dバレルと、ウインドウは下研磨を施さない3Dとがあり、もちろん下研磨を入れた方がウインドウ内も鏡面になります。
特に今回のBBS RSのような細かい形状の物は、2Dバレルと3Dバレルでは費用がかなり変わりますし、BBS RSですとあえて3Dバレルにせずとも2Dバレルでもウインドウ内もついでにそこそこ光りますので、2Dバレルにすることが多いですが、今回は拘りの3Dバレルです。
ウインドウ内もしっかり下研磨を施します。



下研磨後にバレル粗研磨に投入します。



満を持してバレル仕上げ研磨に投入です。
下研磨やバレル粗研磨の段階で手抜きがあれば、作業を戻って繰り返す必要がありますが、下研磨、バレル粗研磨の段階で手抜きが無ければ、1発でここまで光ります。
当然ワッフルプレートもポリッシュにしますので、同時進行で行います。






ディスク、ワッフルプレートはクリアーご希望でしたので、クリアーをパウダーコートです。
クリアーと言えども塗膜分僅かな濁りは出ますので、鏡面の輝きを重視される場合はクリアー無しの方が美しいです。ただし、保護膜が無いので、徐々に酸化白ボケしますので、手磨きしながら維持する事が必要です。
今回のBBS RSのようなデザインで平面の面積が小さいデザインはクリアー塗装による塗膜の濁りもほぼ分からないので、このような形状の物だとクリアー塗装をしても、濁りはあまり気にならないかもしれません。
ポリッシュに対してのクリアー有り無しはどちらも一長一短ありますので、都度ご相談しながら決めるようにしています。







◎ハブ径&PCD加工
今回はハブ径加工とPCD加工も行います。
ハブ径は66→72.5へ拡大、PCDは現在が114.3/5穴で、現在の穴の間に新規で120/5穴を開けます。




新規穴開けの場合は、パッド面(裏面)が平面であるタイプに限ります。
平面ではない凹タイプは、凹がフラットになるまでスライスする必要があるので、その分オフセットが変わります。今回は元々がフラットでしたので、スライスの必要なくそのまま新規穴開けが可能でした。




◎ピアスボルト再メッキ加工
ピアスボルトは洗浄では綺麗になりませんでしたので、再メッキご希望いただきました。




◎リムの到着です




リムはもちろん新品ですが、バフ目や擦れ跡などありますので、自社にてバレル仕上げ研磨にかけ、綺麗な鏡面にします。アウターリムは鏡面輝き重視でクリアー無しです。



インナーリムはブラックにします。
脱脂洗浄をしてからブラックをパウダーコートです。






◎組付けて完成です