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ケーニッヒ18インチ カスタム塗装&リム交換(リバレル)で極太ホイールへ

2019年7月10日
ケーニッヒ18インチホイールです。
ディスクのカスタム塗装と同時に、リム交換(リバレル)で極太へサイズ変更ご希望で、栃木県からご依頼いただきました。
ケーニッヒにはディスモンド製とSSR製の2タイプあり、今回はSSR製ケーニッヒです。
古いホイールなので、大概は修理歴があるのが当たり前ですが、今回のケーニッヒは修理歴もなく状態もかなり良く、センターキャップに至っては新品です。
先にリバレルリムを発注し、入荷までの間にディスクのカスタム塗装を進めておきます。




◎ディスクのイリュージョンローズゴールド塗装
元の塗装を剥離、サンドブラスト研磨からさらにバレル粗研磨にかけ、塗装の下地を作ります。




カラーはイリュージョンシリーズのローズゴールドです。
1コート目にイリュージョンローズゴールドの元ネタをパウダーコートします。

鋳造や腐食がある物をそのままいきなり本番塗装&200℃で焼き付けると、鋳造巣穴や腐食箇所から沸きが発生し、塗膜に気泡や染みを作りますので、本番前に200℃×数十分で下焼きを行います。この下焼きの段階で出る物を出してしまおう、と言う理屈です。下焼きを行っても沸きが出る物も中にはありますが、下焼きを行わないよりも沸きの発生率はグッと下がります。
今回腐食は皆無ですが材質が鋳造ですので一応下焼きを行います。




焼付けて一旦硬化させます。
焼付け硬化させるとシルバーに変色します。決してシルバー塗装をした訳ではありませんので。



この段階でスポークにケーニッヒロゴを塗装で入れます。
ケーニッヒの文字抜きシートを作ります。



位置を決めてスポークへ貼り付け、余計な部分を隠します。



ロゴをブラックで塗装します。
最後にパウダーコートクリアー塗装で200℃で焼付けますので、通常のウレタン塗装を使うと200℃には耐えられませんので、耐熱性の高いガンコートと言う特殊な塗装を使います。




最後にイリュージョンカラー専用のクリアーをパウダーコートします。
この専用クリアーとベースコートが熱反応をして本来のイリュージョンローズゴールドに変色します。






もう一度焼き付けてイリュージョンローズゴールド完成です。




◎リムの入荷です
アウターは7.0インチと8.5インチです。



インナーは4枚通しで4.0インチです。



インナーはブラックにします。
脱脂洗浄後にパウダーコートブラック塗装です。





アウターリムはバフ磨きの状態で入荷しますが、バフ目やムラがあるので、自社にてバレル仕上げ研磨にかけ、バフ目やムラの無い鏡面にもっていきます。
クリアー塗装有り無しはお好みで選択出来ます。
今回は鏡面の輝き重視でクリアー無しです。

◆◆◆ポリッシュに対してのクリアー有り無し比較◆◆◆

【クリアー有りのメリット】
・クリアーが保護膜になるので酸化白ボケはしません。

【クリアー有りのデメリット】
・クリアーと言えども塗膜分僅かな濁りは出ます。
・塗膜と素地の間に水分が混入し、いずれは白錆びが出てきます。
 特にピアスボルトでリムを直に締め付けるタイプは、ピアスボルト周辺の白錆びが出やすい。
 白錆びは、リム/ディスク分解し、クリアー剥離からポリッシュ再磨きしなければ落ちません。


【クリアー無しのメリット】
・素地鏡面の光沢その物を表現出来ます。

【クリアー無しのデメリット】
・保護膜が無いので、徐々に酸化白ボケしてきます。
 酸化白ボケは市販の艶出剤を使い手磨きで復活しますので、定期的なメンテナンスが必要。


このようにポリッシュに対してのクリアー有り無しはどちらも一長一短あります。
常用するお車でしたらクリアー有り、イベント用車両や、限られた時にしか乗らないから輝き重視と言う事でしたらクリアー無しで鏡面の美しさを表現する、と言う事になろうかと思います。
輝き重視かメンテナンス性重視か、と言う事ですね。

ポリッシュに対してのクリアー有り無しの比較は「ホイール鏡面ポリッシュのクリア塗装有り無しの比較/手入れ」でも詳しく解説していますのでご覧ください。



◎組付けて完成です





ロゴはステッカーではなく塗装で、しかもクリアーの下ですので、剥がれるという概念はありません。



クリアー無しの無垢の鏡面なので、曇りの無いまるで鏡のような映り込みです。



〜今回のサイズのおさらい〜
■元々 8.5j+28 / 9.5j+41
■リム交換後 11.0j-42(アウター7.0+インナー4.0) / 12.5j-61(アウター8.5+インナー4.0)

フロントのアウター7.0でもそうそう見ないかなりの深リムですが、リアは圧巻の8.5です。
アウター8.5は少なくとも当社では過去最大です。