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パナスポーツG7-C5R 17インチホイール バレル研磨ポリッシュ加工+リム交換リバレル

2019年8月27日
パナスポーツG7-C5Rの17インチです。
バレル研磨によるオールポリッシュ加工と併せて、アウター、インナー両方のリム交換リバレルで、サイズも変更ご希望で、愛知県からご依頼いただきました。




◎ディスクのバレル研磨ポリッシュ加工
塗装を剥離、サンドブラスト研磨後の画像残しておりませんでしたが・・・

塗装を剥離してバレル研磨機にかけたからと言って綺麗なポリッシュになる訳ではありません。
バレル粗研磨投入前のペーパーでの手磨きが仕上がりにそのまま影響を受けますので、下地のペーパー磨きが最重要作業で、作業時間の多くがこの工程です。
特にパナスポーツは鋳造砂肌のザラザラがキツく、この入り組んだデザインですので、手間は相当です。
エアーツール等を駆使しながらペーパー磨きを施してからバレル粗研磨に投入します。
バレル粗研磨後にバレル仕上げ研磨へ投入します。
もしバレル仕上げ研磨後に下地の研磨作業に落ち度があれば、また元に戻って同じ工程を繰り返す必要がありますが、最初の段階の下地研磨工程で不備が無ければ、全て1発でここまで光ります。




クリアー有無は選択出来ます。
ポリッシュの光沢はクリアー無しの無垢が一番美しいですが、保護膜が無いので、徐々に酸化白ボケします。酸化白ボケは艶出し剤を使い手磨きで復活は出来ますが、このように定期的にメンテナンスをしながら維持する必要があります。
クリアー有りは保護膜が出来るので酸化白ボケはしませんが、クリアーと言えども塗膜分の僅かな濁りは出ます。また、いずれクリアー膜と素地の間に水分が混入する事により発生する白錆びは遅かれ早かれ避けられません。
このように、ポリッシュへのクリアー有無はどちらも一長一短ありますので、都度相談しながら決めるようにしています。
今回はクリアー有りを選択されました。
クリアーはもちろんパウダーコートクリアーです。





◎アウターリムのポリッシュ+クリアー塗装/インナーリムの部落塗装
リバレルリムは、インナーリムは4本通しで4.0インチ、アウターリムはフロント用が5.0インチ、リア用が6.0インチです。
アウターリムはバフ磨きの状態で届きますが、バフ目や擦れ跡等がありますので、自社にてバレル仕上げ研磨にかけ、綺麗な鏡面ポリッシュにします。
アウターリムもディスク同様にパウダーコートクリアー仕上げです。





インナーリムはグロスブラックにします。
脱脂洗浄をしてからグロスブラックをパウダーコートです。





◎組付けて完成です








元々は、ディスク外周にネジ穴があり、裏からボルトを入れる構造でしたが、ご希望によりステンレス製フランジキャップボルト+ナットに変更しました。

サイズはこのようになりました。
:フロント用 17×7.0j+50 → 17×9.0j-38
:リア用   17×8.0j+51 → 17×10.0j-57