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ワークマイスターCR01をバレル研磨ポリッシュ加工+キャンディーゴールド塗装でカスタム

2019年11月1日
ワークマイスターCR01の16インチです。新品同様に綺麗な状態です。

このホイールを、リムを半艶黒のハーフグロスブラック塗装にして、ディスクはバレル研磨でのポリッシュ加工後にキャンディーブラッシーゴールド塗装を施す、ホイールカスタムのご希望で宮城県よりご依頼をいただきました。


リムとディスクの作業に分けて進めていきます。


先に、リムのハーフグロスブラック塗装から行います。

ワークホイールのリムはアウターとインナーが溶接されており分解出来ませんので、一体として進めます。

回転研磨で塗装の下地を作ってから、半艶黒のハーフグロスブラックをパウダーコート塗装します。




次に、ディスクのバレル研磨ポリッシュ加工+キャンディーゴールド塗装へと入ります。

ディスクのバレル研磨ポリッシュ加工は、今回の作業の中で一番手間も時間もかかる作業になります。

まずは下地研磨として、元の塗装を剥離し、ブラスト研磨後にエアーツールを使いながらハンド研磨をします。

この下地研磨作業がポリッシュ仕上げに直接影響しますので、この段階の作業が一番重要で一番時間もかかります。

尚、バレル研磨ポリッシュ加工には、ウインドウ(スポーク間)も下地研磨を施す3D(3次元)バレル研磨ポリッシュ加工と、ウインドウ(スポーク間)は下地研磨を施さない2D(2次元)バレル研磨ポリッシュ加工の、2通りの方法があります。

3D(3次元)バレル研磨ポリッシュ加工は、表面だけではなくウインドウ(スポーク間)も鏡面になります。2D(2次元)バレル研磨ポリッシュ加工は、表面は鏡面になりますがウインドウ(スポーク間)はやや鈍く光るポリッシュになるため光沢のコントラストが出来ます。

両者で費用も変わりますので、ユーザー様のご予算や仕上がりイメージとご相談しながら、どちらにするか決めていきます。

今回は3D(3次元)バレル研磨ポリッシュ加工になりましたので、ウインドウ(スポーク間)も表面同様に下地研磨を施します。



下地研磨後にバレル粗研磨へ投入します。

バレル粗研磨後の画像がありませんが、この工程にて、下地研磨で生じた研磨目を無くして平滑にします。

その後、満を持してバレル仕上げ研磨へ投入です。

主に一番基礎作業である下地研磨がしっかり施されてさえいれば、一発でここまで光ります。




あとは仕上げのキャンディーゴールド塗装です。

脱脂洗浄後にキャンディーブラッシーゴールドをパウダーコートし、焼き付けて、ディスクのバレル研磨ポリッシュ加工+キャンディーゴールド塗装の完成です。





最後に、ピアスボルトのキャンディーゴールド塗装を行います。

ピアスボルトは元々がクロームメッキですので、脱脂洗浄後にディスクと同じキャンディーブラッシーゴールドをパウダーコートします。

キャンディーゴールド塗装により元々のクロームメッキが透けるので、ゴールドメッキ調になります。





各作業完了後に、リムとディスクとピアスボルトを組付けて完成となります。