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他店修理品の再修理について

2009年9月4日
他店でホイール修理をしたが
不具合で当店に入庫してくるパターンが結構あります
施工された修理方法によっては、再修理によって、外観は戻っても
強度面、制度面は元には戻らない場合もあるので、
その場合の再修理は、ノークレームなどの条件付きになることもあります

再修理で入庫が多いのは、やはりクラック修理です
強度確保のためという理由で厚く溶接し、そのまま残す方法です




尚且つ、タイヤビードとの接地側の面はグラインダーで削りっぱなし
そのガタガタを埋めるためにコーキングを塗ってあるというのも良くあります


厚く肉盛りというのは、理論上そうかもしれません。誰もが納得するでしょう
しかし、確実に同じ場所から再発します。強度が増しているならば
割れても違う箇所が割れるはずです。
厚盛りをすると、その箇所がスポット的に負担がかかり、逆に悪影響を
及ぼします。クラックの再発は避けられない事が多いですが
当店では再発する可能性の少ない方法で修理します

他に多いのは、鏡面アルマイトリム研磨修理後の曇りです
「輝き変わってしまいますよ」と言われて修理したが
「こんなにかわるとは・・・」と皆さん言われます
はっきり言えば変わります。しかし、はほぼ変わらない輝きで
仕上げますので、完成直後は変わらないはずです
↓はそれほど時間は経っていなく、完成時ほぼこんな感じだったそうです


↓当店ではここまで鏡面にします


しかし、数ヶ月経過すると、確実に曇ります
なので、研磨磨き修理は方法確認をする必要がありますね

あと番外編ですが、こんな悪質修理もあります
これは修理とは言えないですね


歪みを修理したと見せかけて、歪んでいる箇所にコーキングを
入れるという荒技です
プレス押し跡やハンマー跡が残っているので、修理しきれなかった
箇所にコーキングを補填したのでしょう
こんなごまかし方をするなら、「治らない」と言った方が
良いと思うのですが・・・

あと、これは技術的に出来る出来ないになりますが
2P/3Pホイールのディスクや1Pホイールの全面ポリッシュのホイールの
ポリッシュ面の修理です
ポリッシュの表面には良く見るとレコード盤のように薄っすらと
切削ラインがあります。これはヘアーラインとかダイヤモンドカットとか
言われポリッシュ仕上げのホイールの表面は必ずと言って良い位
このラインがあります。
同じ仕上げにするには人の手では無理なので、同じポリッシュだからと
バフ掛けで仕上げる業者様も多いです
しかし、それではオリジナルと変わってしまいますので、当店では
寸分変わらぬ全く同じ仕上げにします

修理方法は各社それぞれですが、間違いの少ない修理方法は
ある程度統一されている
はずです
それを良く吟味し、修理依頼をする側には、業者を選ぶ特権があります
当店の方法が正解で、他店の方法が間違っているということはなく
最低でも「ホイール修理ってこの程度なんだ~」という評価より
「こんなに綺麗になるんだ~」と評価される方法を日々模索しています