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アルミホイールのインナーリムクラック(ひび割れ)修理・補修

2008年5月26日
近年は純正サイズで45,40の扁平タイヤが装着されており、車格も大型化に伴い車重も当然重くなっています。
それをさらに大口径&扁平にインチアップしますので、路面の凸凹をタイヤで吸収しきれず、直接ホイールにダメージがきます。曲り、変形は当たり前ですが、クラック(ひび割れ)修理も良くある修理になっています。修理は当然出来ますが、一度割れた物は修理後も繰り返す傾向にあります。
4本中1本に1個所と言うような症状ですと、まだ直す価値もあるかと思いますが、4本中複数本、1本でも1本に複数個所のクラックですと、まず間違いなく修理をしても早期にまた割れる可能性が大です。
まれに1本に5個所以上クラックが入っている物も見かけますが、ここまでくるとそもそもの強度不足も疑いたくなります。




他店での溶接跡残しの修理歴ホイールも入庫しますが、溶接跡を残したからと言って強度が上がる事はありません。むしろ、溶接跡の両脇に新たなクラックが入ります。
クラック修理の方法は各ショップさんで持論は様々ですので、どの方法が正解と言う決まりはありませんが、何より、お客様から工賃をいただいて修理する訳ですから、このような見た目みっともないままでは、修理しましたとは恥ずかしくて言えません。





当社でのクラック修理は、クラック個所をV字に開口し、溶接で埋め、溶接跡は平滑にし、回転研磨で周囲と同一に仕上げます。
この方法が正解で他の方法が間違っているという事ではありませんし、この方法でも一度割れた物はその後も再発する事もあります。
そもそも割れない物は最初の1回目から割れませんので、一度でも割れたという事は、ホイール、サイズ、タイヤ、車両などいずれかに何かしら割れる原因があると言う事になります。