アルミホイール他店修理品の当店での再修理について

OZフッツーラです
クラックでは悪名の高いホイール代表です

よくあるクラック修理なのですが
今回はそのことではなく、リムの削りこみ修理についてです

このリムは以前にガリ傷修理か何かの修理で
溶接せずに削り込みで修理された物です

まずリムの高さがこれだけちがいます


そして薄さもこれだけ薄くなっています


これだけ薄いと、タイヤ組み込み時のテンションでも曲がってしまいます
これはちょっと悪質な極端な例です
今回は4本中の1本がこのようになっているのですぐに気が付きますが
4本同修理でこのようになっていれば、素人さんは気が付かないでしょう
これを元の厚みに戻すには溶接復元になりますが、1周溶接してしまうと
熱の影響で根本の強度も無くなってしまいます


ついでにこれもどうでしょう


タイヤを組んでしまえば見えない部分ではありますが
大切にしているホイールにマジックで・・・


ショップ選びは慎重にということです


TE37です
以前に他店で、クラック修理と歪み修理を
したのですが、治りきってない、と言うことで入庫しました



回転させ曲り具合を確認してみると
治りきってないというよりも、治してないと言った方が
良い位、かなり曲がっていました
たしかにTE37の曲り修理は難しいですが・・・

クラック修理跡はよくある溶接しっぱなしです
なのに、色が塗ってあり、やけにツルツルしてます
とりあえず溶接跡を削り落とすと、クラックがすぐに出てきました
割れの上からそのまま溶接したのでしょう・・・


パテの飛んだ跡?何か怪しい・・・


タイヤ接地側の色を落としてみると
何とパテが盛ってありました
一番肝心な部分にパテ・・・


曲り、クラック全て修理し直しました


同業として悲しいです・・・


他店でホイール修理をしたが
不具合で当店に入庫してくるパターンが結構あります
施工された修理方法によっては、再修理によって、外観は戻っても
強度面、制度面は元には戻らない場合もあるので、
その場合の再修理は、ノークレームなどの条件付きになることもあります

再修理で入庫が多いのは、やはりクラック修理です
強度確保のためという理由で厚く溶接し、そのまま残す方法です




尚且つ、タイヤビードとの接地側の面はグラインダーで削りっぱなし
そのガタガタを埋めるためにコーキングを塗ってあるというのも良くあります


厚く肉盛りというのは、理論上そうかもしれません。誰もが納得するでしょう
しかし、確実に同じ場所から再発します。強度が増しているならば
割れても違う箇所が割れるはずです。
厚盛りをすると、その箇所がスポット的に負担がかかり、逆に悪影響を
及ぼします。クラックの再発は避けられない事が多いですが
当店では再発する可能性の少ない方法で修理します

他に多いのは、鏡面アルマイトリム研磨修理後の曇りです
「輝き変わってしまいますよ」と言われて修理したが
「こんなにかわるとは・・・」と皆さん言われます
はっきり言えば変わります。しかし、はほぼ変わらない輝きで
仕上げますので、完成直後は変わらないはずです
↓はそれほど時間は経っていなく、完成時ほぼこんな感じだったそうです


↓当店ではここまで鏡面にします


しかし、数ヶ月経過すると、確実に曇ります
なので、研磨磨き修理は方法確認をする必要がありますね

あと番外編ですが、こんな悪質修理もあります
これは修理とは言えないですね


歪みを修理したと見せかけて、歪んでいる箇所にコーキングを
入れるという荒技です
プレス押し跡やハンマー跡が残っているので、修理しきれなかった
箇所にコーキングを補填したのでしょう
こんなごまかし方をするなら、「治らない」と言った方が
良いと思うのですが・・・

あと、これは技術的に出来る出来ないになりますが
2P/3Pホイールのディスクや1Pホイールの全面ポリッシュのホイールの
ポリッシュ面の修理です
ポリッシュの表面には良く見るとレコード盤のように薄っすらと
切削ラインがあります。これはヘアーラインとかダイヤモンドカットとか
言われポリッシュ仕上げのホイールの表面は必ずと言って良い位
このラインがあります。
同じ仕上げにするには人の手では無理なので、同じポリッシュだからと
バフ掛けで仕上げる業者様も多いです
しかし、それではオリジナルと変わってしまいますので、当店では
寸分変わらぬ全く同じ仕上げにします

修理方法は各社それぞれですが、間違いの少ない修理方法は
ある程度統一されているはずです
それを良く吟味し、修理依頼をする側には、業者を選ぶ特権があります
当店の方法が正解で、他店の方法が間違っているということはなく
最低でも「ホイール修理ってこの程度なんだ~」という評価より
「こんなに綺麗になるんだ~」と評価される方法を日々模索しています


Copyright(C)2008-2009 OTARU RADIATOR INDUSTRY. All rights reserved.