ラリーモンゴリア 2012

ラリーモンゴリア ETAP-1 その1

いよいよスタートの日がやってきました。

思えば・・・今回のラリー程準備不足で臨んだ事は過去ありません。

それは・・・・
マシンの準備
予備パーツの準備
荷物の準備
トレーニング
心の準備
すべてにおいて準備不足は明白でした。

・・・・が、僕はこうしてスタートラインに立っている。
その事実を受け止めてレースモードにするのには時間が必要でした。

すると・・・・・コースが60年ぶりの悪天候で走行不能と言う情報で
ETAP-1は移動(リエゾン)のみに変更になってくれました。

僕にとっては本当にありがたい事です。
バイクに乗り(約半年ぶりのバイク!さらにその前1年は全く乗っていません)
感覚を取り戻しながら、ラリーの雰囲気も思い出せるチャンスとなりました。

しかし準備不足が明白な僕は、電話とカメラをすべてホテルにおいて走る決断をしました。
これは万が一何か?あった時、余計な事に気を取られた結果と自分に言い訳を作りたくなくておいて行く事にしたんです。
ですので、今からのレースレポートは借り物や購入した写真しかありませんので
写真を楽しみにしている方には申し訳なく思っていますが、ご理解ください。

レースが終わった今でもあの判断は間違いでは無かったと思っています。



前日までの雨模様から一転好天に恵まれた中スタートです。


ここに居る自分を褒めてあげたい気分を主催者の山田さんに報告して・・・


スタートしました。


ラリーは何があるか?わかりません。

本日の走行距離は、約 650kmです。

まずはマップと距離計の誤差を図りながら走行しました。

途中他の選手を抜いたり抜かれたりしましたが、とにもかくにも
距離が長いので先を急ぎました。

走っていると標高が上がってきたのか?肌寒く僕はカッパを着る事にしました。

この時点で全体で10番目位を走っていたのではないでしょうか?

道路は舗装路とは言うものの、あちこちで陥没しています。

時速100km前後で走行しているので、穴に落ちたら大事故になりかねません。

慎重かつ大胆に走り続けました。

途中2回ほどガソリンスタンドで給油をした以外はノンストップ走行です。

そしてRCP(ハンコ押す所ね)に到着するとバイクで4台目との事!
車も合わせても5番目で到着です。

ここから残り約200kmと言う所まで来ました。

本来ならここからSS(レース)になるはずだったのですが、キャンセルで一般道でキャンプ地に向かいます。

地図も無い中でスタッフからの説明は・・・・・・・
ここからまっすぐ舗装路40km+ダート100km+舗装路40~50kmでキャンプ地のある街につきますので、左に曲がってキャンプ地に行って下さい。
・・・・・・でした。

ここで何の疑いも持たずまっすぐですね。
了解しました。
・・・・と再スタートするも後でもう少し詳しく聞いておくべきだったと後悔する事になります。


下記に佐野新世選手とバトン大塚選手の同じ日のレポートをリンクしておきました。
読みたい方は、続くをクリックして見て下さい。

佐野新世選手の ETAP-1

バトン大塚選手のETAP-1 スタート

バトン大塚選手のETAP-1 その1

バトン大塚選手のETAP-1 その2

バトン大塚選手のETAP-1 その3

バトン大塚選手のETAP-1 アザーサイド

モンゴル2日目(車検日)

どこでもグッスリ睡眠が出来る僕ですので、朝はさわやかに目覚めます。

朝起きてすぐに佐野選手の所へ行きます。(隣の部屋ね)
彼は全くの単独行動でモンゴルに来たためにホテルがわからない可能性が高かったのですが、主催者の方が夜中に空港まで迎えに行ってくれるとの事で昨日会えていなかったんです。
部屋へ行くとすでに佐野選手も起きていて昨日の武勇伝を聞かせて頂きました。
色々物語はあるんです。笑

詳しくは・・・・・
佐野新世選手の車検日

さて・・・いよいよ本日は、3か月前に送り出したマシンと対面です。

ホテルのすぐ横にコンテナで運ばれています。



そしてスタッフの手でコンテナから出された愛車を迎えに行きました。



ご対面~~~~~~。



そのままマシン整備へと移行して行きます。





マシン整備の中にキャブセッティングが残っていましたので、
標高に合わせて調整しては走り、調整しては走りを繰り返して
3回ほどで調整完了。

メカニックがいる幸せを噛みしめます。

しかも最後は「完全な感」でしたが、最後まで大丈夫でした。
のびたメカニックの優秀さですね。

整備が終了してガソリンスタンドまで自走で入れに行って
記念撮影したのちパルクフェルメへマシンを入れます。





パルクフェルメとは、管理状態の場所を言ってここに入れると
許可なくしてマシンを触る事が出来ません。
これは一定のルールの元で平等な状態を保つためです。
わかりやすく言うとお金をかけて大勢のメカニックとパーツを持ち込んだ人は毎日新車状態にマシンを整備出来てしまいますよね!
それをある程度規制する事で、プライベートな人と公平に出来るんです。


渡した後は、全体ミーティングを済ませました。



ここで明日からのラリーの説明が行われていよいよレースモードです。



チーム員全員揃って明日からのレースを楽しむ決意をしました。

下記にTeam員のブログをリンクしました。
それぞれの観点から同じ日の事を書いています。
是非お読み下さい。

佐野新世選手の車検日

バトン大塚選手の車検日

モンゴル到着1日目

重要書類(レースのパスポート見たいなものと言えば分りやすいかな?)を
忘れてしまい、娘に当日持って来てもらうバタバタ劇を通り、無事に出国手続きを終えた僕は・・・・・・

今回のラリーを理由に絶対に購入しようと免税店の総合案内所に猛ダッシュ!

・・・・と言うのもフライトまで時間があまりない状況になっていたんです。


メカののびちゃんは??って感じで僕を追う!

何が起きているのかわからずついて来ています。

そして「このメーカーのこの仕様で・・・」と機種を指定して
「それです!ください」
・・・・と速攻購入。

普段買い物をしないし、買う時は前々から調べに調べてからしか物を買わない事を知っているのびたメカは「何がどうしちゃった?」・・・と・・・・

実は結構前から欲しいと狙っていた物だったので、今回のラリーで購入しようと出場を決めた時から決定していたんです。

・・・・で、購入したものは・・・・・・・・これ!



ラリーにおいての電波時計の大切さはこちらから!

前回の時計は縁起を担いで(ラリーに出場する人への応援として)後輩にプレゼントしちゃいました。笑


さて欲しい物も手に入れてこれで本当に出発です。

搭乗口に行くと残り2~3人って感じでちょっと焦りましたが、無事に出発!

飛行時間約5時間とかなり近い感じで、モンゴルウランバートル空港に到着。



小さくて見難いかも知れませんが、ダウン来てます。

気温差20度以上はあったと思います。


今まで出場してきたラリーはすべて自分で手配していたのですが、ラリーモンゴリアは、ツアー形式なので点呼後バスにて移動と言う事でバスに乗り込みます。

通訳兼添乗員の方のお話を聞きながらホテルに向かいますが・・・・・


いきなりダート走行で何度やってもバスはつるつる路面を進めず・・・・




Uターン後建設途中に見えるドーム型競技場の駐車場で待機となりました。



ドームの反対側の景色は・・・・・
向かって左側が市街そして僕たちのホテルは右方向~~~!苦笑




待つ事役時間で民族大移動が始まりました。




僕は、小型のバスに乗せてもらって移動したのですが、
移動中リヤタイヤは空転しっぱなし!

ドライバーも慣れたもので、携帯電話で話をしながら片手運転です。
車内は、ラリーストばかりなので・・・
「アクセル開けろ~~」とか
「もうチョイ右のライン!そうそう」とか
まあ好き勝手です。笑

それでも1回もストップする事無くホテルに到着です。


まずは明日に備えて休息ですね。
部屋番号を移動中のバスの中で聞いているので、迷わず荷物を持ってエレベーターへ乗り込み荷物を部屋に入れると・・・

・・・・とその時・・・・・・いきなりの停電・・・・・・

同室ののびたメカニックは一緒だったのでOKでしたが、
チーム員のバトン大塚選手は、今だ1階。
僕たちの部屋は、6階です。

優しいのびたメカニックが手伝ってかいだんで6階まで運びました。泣


この停電は夜中11:00過ぎまで続きました。号泣

ちなみにホテルからの景色はこんな感じです。



自然しかない最高なロケーション!しかも停電。笑


部屋では荷物の整理と休息時間でリラックスして過ごし夕食タイム。




もちろん停電中ですが、なかなか美味しいマトン料理でした。
味が薄めなので、塩と胡椒はお好みでプラスしましたよ。

さっそくビールを飲んでご機嫌で1日目は終了しました。

2012ラリーモンゴリア出発当日

あまりに準備が出来ていない状態での海外ラリー出場になり
心を落ち着かせる意味と最終的な忘れ物対策を日本で出来る様に
メカニックの通称 のび太君と一緒に前泊で関西国際空港に向かう事にしました。

PM3:00浜松出発の予定でしたが、僕と同じくメカニックののび太も
準備が追い付かずPM6:00浜松を出発しました。

「忘れ物無い?」「もし忘れていたら大阪で買いましょう!」
・・・・と確認作業をして出発しました。

新東名浜松SAから東名に乗ったとたん、毎日の岡崎~音羽間の渋滞にハマり
・・・・大阪に到着したのは、夜の10:00を過ぎていました。



ホテルに到着してチェックイン作業をしている時です。

「関西国際空港への無料シャトルバスの時間は何時にしますか?」
・・・・の問いに・・・・・

ラリー一式書類入れを探し・・・・・???・・・・・無い?

その時鮮明に自宅のソファーの横に置いて来てしまった事を思い出し・・・

最高最大の大事な物を忘れてしまっていました。

しかし~~~~!47歳の大人で、しかも数々のラリー経験をしている僕としては、「焦っても何も解決にならない事」をわかっているので・・・・

まずはチェックインを済ませ・・・・部屋に入り
・・・・ちょっと遅めの夕食にのび太メカニックと向かいました。

乾杯を済ませ・・・・さて対応策を考えます。

今から自分で新幹線で帰ると・・・・今夜中に戻っては来れない。
しかもまた忘れ物をしていても確認作業は出来なくなる。

ここはだれでも良いので明日一番で関西国際空港へ持って来てもらう段取りをして、明日の朝までに忘れ物が他にないか?確認作業を僕がする方法が良いと考えました。

そこで・・・娘と妻の双方にメールと電話で相談。

娘が1日用事が無い事を確認して、「お小遣い作戦」で見事OKをもらいました。

その後は、のび太メカニックと忘れ物チェックとイメージ作りの時間をお酒を入れて過ごしました。(ダメ?笑)

本当に準備不足でここまで来てしまったので、現場に行ってからの不安は相当な物がありましたが、寝つきの良い僕は、あっという間に夢の中へ・・・・・・

さすがに朝一は、早めに目が開いてそわそわ・・・・・・

携帯メールに・・・・「出発しました!」・・・とあり、ホッとしました。



予定通り無料シャトルバスで、関西国際空港に到着すると、2012ラリーモンゴリアへ
出場すると思われる荷物の方々がチラホラ・・・・・

僕は娘の到着が心配で心配でメール&電話連絡。

何とか無事に向かっている様子で待っていると・・・・・・

やってきました。長女 実紗樹(みさき)!

娘が神様に見えました!(これ!ホントの話)笑



これでやっと出発出来る~~~~!

何ともドタバタした出発から今回のラリーが想定外続きが予測されますが、
搭乗手続きも無事に通過し僕とメカニックのび太君は、飛行機に乗り込みました。

無事にラリーモンゴリア2012より帰国しています。

ずいぶんとご無沙汰をしてしまっているブログです。

本当に申し訳なく思っています。

2012ラリーモンゴリアへ行って来ました。

結果は・・・・・・・

2輪総合6位 クラス3位と言う個人成績の他に・・・・・

何と・・・・チーム優勝のおまけつきで締めくくる事が出来ました。

今回は、準備段階から「もう無理かもしれない」・・・と何度も思いましたが、
諦めず出場して本当に良かった!

成績もさる事ながら、大変貴重な経験をさせて頂きました。
これについては、レースを振り返る内容の時に書かせて頂くとして
今回はお礼までとさせて頂きます。



チーム優勝を果たした素晴らしきメンバーです。

それぞれブログにて報告していますので、紹介します。

向かって左側が、BAJA1000でパートナーとして出場予定なのに
怪我をして僕をアイアンマンにしてくれた・・・・・・

ガンスミスバトン大塚選手

向かって右側は、モタード時代のライバルである佐野新世選手

この2人の選手と組んだおかげでとっても刺激のある楽しいラリーになりました。



毎日チーム員が揃う事に喜びを感じる事も出来ました。



サリーちゃんのパパ状態なのに帰って来て笑いが絶えませんでした。笑




雷雨の中カッパも着ないで走って来て到着するも着替えのバッグが無くて
シーツを巻きつけて食事もしました。
これには、ラリー参加の日本人モンゴル人全員が笑いのウズにハマりました。

今はちょっと人気者状態なのでまた徐々に思い出しながらラリーを振り返って行きますので、気長に待って下さい。

みなさん応援ありがとうございました。

あっ!そうそう。
このバナーのおかげでパワー貰ってました。
スタッフ一同に感謝感謝です。




もちろん家族の応援もブログを見てくれていた皆さんもFacebookの友達にも勇気を頂きました。

本当にありがとうございました。

2012 ラリーモンゴリアに出場します。

ラリーモンゴリア2012へ出場します。



準備はすでに進んでいて先日バイクと荷物が旅立って行きました。

最近はFacebookばかりにUPしちゃっていますので、

ブログを楽しみにされている方には申し訳なく思っています。

そこで見れるのかな?小栗のFacebookはこちら!



主催者のビデオにも登場しています。2分34秒からです。

主催はSSERという日本の団体です。

是非見て下さい。