建設機械/農業機械用特殊アタッチメントの設計・開発・製作、建械/農械部品の販売・レンタル、中古販売・買い取り、整備・修理・メンテナンス

多機種対応ブラケットのメリット・デメリットについて

2019年5月25日
アースマシン製アタッチメントの購入を検討している方からよくいただく質問です。

Q. 自分の持っているバックホウに取り付けは可能か?

A. アースマシン製アタッチメントのほとんどは、同クラスのバックホウであれば取り付け可能です。

取り付け可能である仕組みは簡単です。

アースマシン製アタッチメントは、国内全メーカーの資料を調査して、バックホウ各クラス(「0.2m3(約4t)クラス」「0.45m3(約10t)クラス」など)の “アーム先端幅の最大幅で、ブラケット内側寸法を決めている(※多機種対応ブラケット形式としている)” 為です。



多機種対応ブラケット形式の為、一部イレギュラーもありますが、ほとんどの機種が対応可能となります。

アーム先端幅が小さい(狭い)時は、スペーサーですき間埋めができます。

これにより、使用するバックホウをレンタル会社から借り受けしている方であっても、メーカーが異なる複数台のバックホウを保有している方であっても、アーム先端幅の問題は無くなります。

また、多機種対応ブラケットにする事で、アタッチメント製造・販売をする当社にとっても在庫保有がしやすくなります。

在庫保有がしやすくなると、大量生産も可能となり、原価が圧縮され、販売価格を安くできる仕組みです。



上記に対し、「純正バケット」や「バックホウ購入時に付属されているバケット」は、その1機種専用ブラケット(純正ブラケット)なので、“ブラケット内側寸法は、そのバックホウのアーム先端幅に合った寸法” となります。

従って、他のメーカーに「純正バケット」や「バックホウ購入時に付属されているバケット」を取り付けようとした際には、『アーム先端がバケットブラケットに入らない』『取り付けができない』場合もあります。



見た目ではわかりにくいブラケットですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。

1機種専用ブラケット(純正ブラケット)のメリット・デメリットは、
  • バケットピン破損時の入手が簡単、且つ、安価
  • スペーサーなど、取り付けに必要な部品が少ない
  • 他メーカーバックホウへ取り付けできない場合が多い
となります。

多機種対応ブラケットのメリット・デメリットは、上記の逆となります。



取り付け機種の選定や、ブラケットやバケットピンサイズに至るまで、アタッチメント取り付けでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。