5度目の第73回別府大分毎日マラソン大会に挑む
昨年この大会(※4度目の2時間40分切りに挑戦 第72回別府大分毎日マラソン大会に挑む)で2年越しとなる2時間40分切りの目標を果たした。(※4度目の2時間40分切りに挑戦 第72回別府大分毎日マラソン大会に挑む)
この1年は距離こそこれまでで一番走り込んできたが、7月より膝の怪我でスピード練習ができなかった。12月より開始したがやはり日頃の努力は嘘をつかない。スピード感か足りない。ただそれまでの間はそれと引き換えに柔軟や筋トレ、体感強化のメニューをひたすらこなしてきた。強度の高い練習ができるよう身体を作り直すところから始めた。かなりの時間は要するがこれ以外に過去の自分越えが可能な手段はない。例え今シーズンは思う成果が出なくとも自分を信じやり抜こうと決めた。



2月2日(日)大会当日は昨年同様に絶好のマラソン日和。最後まで今の全力を尽くすと自分自身に誓う。


ひょっとした練習時には出なかった力を発揮しPBを更新できるのではという一縷の期待があったが、思っているスピード感で走ることができずスタートから数キロで予定をネガティブスプリットに変更する。
「このままでは潰れてしまう。巡航速度を落とし30㎞から行けそうであれば速度を上げPBを狙おう」
身体の状態が刻々と変わるレース中に於いて、計画を変える臨機応変さがとても重要となる。序盤が悪くても無理をしなければ途中から持ち直すという経験を幾度もしている。
30㎞地点通過
我慢の走りをするも上向かず、苦しみに耐えながらゴールを目指す。
ゴール1〜2㎞手前で練習仲間の背中が見えてきた。トラックで並び共に最後のちからを振り絞る。

ゴール
2:44’49”
目標の2時間39分には5分及ばなかった。ただ悲観はしていない。まだ成長の途中なのだから。
経験の意味は誰かが決めるわけでは無く、自分で決めている。
「大切なのは結果に対して自分がどんな意味を与えるか」