ロケットバニーボディキットが組まれたS14シルビアの車両点検とエンドックス下回り防錆施工
ロケットバニーのボディキットが組まれている車両です。
『まだ購入したばかりで、車の状態はどうか?点検して欲しい』という事です。
また、『これから長く乗りたい』という事もあり、下回りの塩害/防錆対策ご依頼も頂きました。
先ずは、社外のワイドボディキットを組んでいるので装着状態と、車両自体の点検をします。

シルビア等々、この頃の日産車はフロントの運転席側フェンダー内にメインハーネスが通っています。
オーバーフェンダーになっている為、インナーライナーは外されているのでハーネスが見えます。
インナーライナーが無いと、タイヤがハーネスに擦れて断線や電装系のトラブルになる事があります。
万が一に備えてハーネスの位置を上げておきます。
リアフェンダー内を点検すると、キッチリ処理されていました。
その他箇所は問題無く、この頃の日産車では下回りの状態が恐ろしくきれいな状態でした。
続いて下回りの塩害/防錆対策は、エンドックスを施行します。
エンドックス施工にあたり、リアのディフェザーを外します。
マフラーも外して、下回りを養生します。
因みに、先ほど処理したフロントのハーネスは、下画像の黄色線を引いた位置から上側に上げてあります。
車体全体も養生して、エンドックス施工をします。
隅々まで施工して乾燥後、マフラーとリアディフェザーを戻します。
冬期は乗らないとの事ですが、沿岸部にお住まいのため潮風の影響も防ぐ事ができます。
全ての作業完了です。
これで安心して長く乗れますね。

この度はありがとうございました。


