トランスポーター・キャンピングカー専門店 トヨタハイエース オグショー北海道代理店

CT-9 オプション「FFヒーター(べバストヒーター)」

2019年9月6日

Camping(キャンピング) + Transporter(トランスポーター) + 9-Seater(9人乗り)= CT-9
200系ハイエースキャンパー特装車 8ナンバー9人乗り キャンピングカー「NEEDSBOX CT-9」

CT-9 オプション「サブバッテリーシステム・FFヒーター」 でご紹介した「FFヒーター」について少し詳しくご紹介します。

人気のオプション【FFヒーター(べバストヒーター)】


リアスライドドア側左ボックス内に、サブバッテリー、走行充電システム、100V充電システム、インバーター、FFヒーター、と電装品を集約しています。(もちろんメンテナンスが出来るように上蓋を外せるるように製作しています。)


リアスライドドア側左ボックス内には上記画像のようなFFヒーター(べバストヒーター)が取り付けられています。
このFFヒーターに車輌の燃料タンクから燃料ポンプで送られた燃料と、車外から吸入した空気との混合ガスにグロープラグで着火して、燃焼室で燃やして熱交換機を暖めます。そしてFFヒーター空気吸入ファンを回し車内の空気を熱交換機を通して車内に温風を送り込みます。
完全燃焼した微量の排気ガスは車外に排出しますので、車内の空気を汚すことなく一酸化炭素中毒や酸欠の心配がありません。

上記の文章を図で説明すると…


燃焼の仕組み
燃料ポンプで送られた燃料⑦とファンで吸入した空気⑥との混合ガスにグロープラグ⑧で着火し、燃焼室内⑨で燃やすことにより、熱交換器⑪を暖める。
完全燃焼した微量の排気ガスは車外に排出⑬

温風の仕組み
内臓モーター⑤で空気吸入ファン②を回し、取り入れた車内の空気①を熱交換器⑪で暖めて
車内に温風を送り込む⑫
温度センサー③で吸入空気の温度を感知しながらコントロールユニット④で燃焼をコントロールする。
※万が一、オーバーヒートした場合はセンサー⑩が働きヒーターを自動ストップする。


ベバストヒーター(FFヒーター) AT2000の暖房能力は0.9〜2.0kW、燃料消費量は0.12〜 0.27l/h。8時間使用しても燃料消費量はわずか1リットル程度で経済的です。
注)暖房能力を“kW(キロワット)”の単位で表しています。この“W(ワット)”は、単位時間当たりに室内から取り除く、あるいは室内に加える熱エネルギーを意味します。冷暖房能力の単位は、以前は“kcal/h”を使っていましたが、単位の国際統一でkWになっています。
消費電力やモーターの出力もkWで表しますので、混同しないようにしてください。



FFヒーターやサブバッテリーシステムを一括してコントロールするのが「OGUshow SHマルチコントローラー」


OGUshow SHマルチコントローラー
今まではサブバッテリーシステムメーターパネルとFFヒーターコントロールパネル(べバストヒーター用 コントローラー ベバコン-3)をふたつ取付けていましたが、このメーターパネルを使うことにより、サブバッテリーシステムとFFヒーターコントローラーをひとつのメーターパネルで集中管理することが可能になりました。

見やすいデジタル表示で「UP・DOWN」のボタンでFFヒーターの温度設定が行え、簡単にタイマー設定をすることも可能です。
その他、サブバッテリーの電圧管理はもちろん、メインバッテリーの電圧も表示されて、安心して車中泊を楽しむことが出来ます。
一番重要なメインバッテリー電圧も表示されるので、メインバッテリーからの電源で動いている電気製品(純正ルームランプ、オーディオ等)を使用していてもメインバッテリーの電圧がチェックできるので、バッテリー上がりをしてしまうミスも軽減できます。
メーターパネルは暗い場所でもスイッチで点灯して時間がたつと自動的に消灯します。


エンジンはOFFのまま、クルマの燃料タンクから取った燃料をヒーター内で燃焼させます。だからクルマの騒音や排気ガスを出すこともありません。アイドリングストップで快適で環境にやさしい車中泊を実現します。

200系ハイエースキャンパー特装車 8ナンバー9人乗り キャンピングカー「NEEDSBOX CT-9」