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化成処理とは?

金属素材の表面に処理剤を作用させて化学反応を起こさせることです。
陽極酸化と並び金属素材表面に酸化被膜を形成させる表面処理の一つです。
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化成処理の方法


塗装を剥離、素地研磨などの下地処理を施した状態にし、化成処理液を吹き付けます
このまま数分放置すると、シランカップリング酸化被膜が形成されます
化成処理液も形成される酸化被膜も無色透明ですので、画像では判りません
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化成処理の効果


耐食性や塗装の親和性(密着性)向上が期待出来ます
当社では主にマグネシウムホイールの表面処理に行っています


化成処理新品製造ラインでは必須です


一番判り易い例として、自動車メーカーでの製造ライン(塗装ライン)では、
ドアやボンネットなどを塗装する時にはいちいちサンドブラストを当てたり、
ペーパーをかけたりはしないですね。
鉄板無垢の状態で出来上がった各部材を自動ラインで溶液の中を通してから塗装をします。
この工程が化成処理に当たります。


陽極酸化との違い


化成処理も陽極酸化もどちらも酸化被膜で効果もほぼ同じ効果ですが
判り易いイメージで分けると以下のようなイメージになります。
コスト 化成処理 < 陽極酸化
効果  化成処理 < 陽極酸化



処理の可不可


陽極酸化被膜処理は、マグネシウムホイール製造ラインにスポットで割り込ませてもらいます。
そのため、腐食や傷みがある程度酷い物は、陽極酸化処理の水溶液が汚れるため
新品製造に悪影響を及ぼすとの事で、状態によって不可の場合もございます。
一方化成処理は自社処理ですので、制限はございません。