建設機械/農業機械用特殊アタッチメントの設計・開発・製作、建械/農械部品の販売・レンタル、中古販売・買い取り、整備・修理・メンテナンス

専門会社から見た中古機械/中古建機アタッチメント選びのコツ5点

2023年8月15日
<2023年7月15日アースマシンメール配信内容>

これまで『中古機械(もしくは中古建機アタッチメント)を購入しよう』と考えているお客様は、普段お付き合いのある建機メーカーさんや中古建機専門会社に声掛けするケースがほとんどだったかと思います。

今はこの流れが変わり、『ネットで探す』という方がその大半を占めているかと思います。

ただ、『ネットで探す』と一言でいってもネット上には有り余る情報が載せられています。つい価格優先で調べた結果、『残念な物を購入してしまった』という方も少なくないと思います。

中古機械及び中古建機アタッチメントについては当社でも扱っており、「単体で動作する草刈機」や「バックホウアタッチメント」を主軸として様々な物を販売してきました。

※当社では、下取りした中古機械/中古建機アタッチメントを整備してから販売しています。

そんな当社から見た “中古機械/中古建機アタッチメント選びのコツ5点” をご紹介します。


コツ1:心の余裕を持つ
中古機械/中古建機アタッチメントは、もちろん新品ではありません。前ユーザーがいて使用されていた中古品なので、細部には傷や錆などが見え隠れするはずです。

これは、購入側にある程度を飲み込む度量「心の余裕」が必要です。

コツ2:手放した理由を考える
前ユーザーが手放した理由を考えることです。

例えば、バックホウワンタッチが中古で出ていた時は疑問を持つことが必要です。

手放す理由が少ないバックホウワンタッチですので、理由があるとすれば「廃業」「本体機の故障や売却」「バックホウワンタッチ自体の著しい消耗や不具合」といった事が要因になるかと思います。

コツ3:販売開始時期を確認する
例えば、草刈機などの下取りご要望は、その多くがシーズンオフ頃に集中します。草刈りシーズン期間は目一杯使用し、シーズンオフに来年も使うか?売却するか?を判断するのが一般的と思います。

シーズン期間中に販売開始された機体は、もしかすると『致命的な損傷があって手放した』という理由があるかもしれません。

コツ4:購入先選びに注意を払う
ネットでの中古販売形態は主に3つです。当社のように「建機専門会社が販売」している他は、「企業ネットオークション」「個人売買」になります。いずれの販売形態でも『保証期間無し』『ノークレーム・ノーリターン』と謳われています。

「個人売買」では、『ノークレーム・ノーリターン』を悪用しているケースも散見されますので要注意です。

コツ5:質問をしてみる
前述の購入先選びにも通じますが、ネット上で販売されている中古機械/中古建機アタッチメントのほとんどが「整備済み」と書かれていることが多いです。「整備済み」と書かれている物を購入する際は、『どこの部分を整備したのか?』という質問をすると良いと思います。

例えば、草刈機の場合は『シャフトバランスはどのようになっているか?』『エンジン圧縮比はどのような数値か?』などを質問した際、実際に整備している人であれば電話口でも即答できる筈です。ここで言葉が詰まるようであれば、最低基準の整備がされていないと考えるのが妥当と思います。

以上5点を理解することで大きな失敗を回避できると思います。

当社でも時間の許す限りご相談に乗っていますので、お気軽にご連絡ください。