建設機械/農業機械用特殊アタッチメントの設計・開発・製作、建械/農械部品の販売・レンタル、中古販売・買い取り、整備・修理・メンテナンス

注目キーワード

フォークリフト

ディスクカッター

ロータリーナイフモア

林業

チルトローテーター対応製品

view more

「油脂系製品」「内部に油の入った機械・部品」輸送についての注意事項

2025年6月28日
当社で販売しているエンジンオイルや作動油などの油脂系製品や走行モーターや油圧ポンプ等、内部に油の入った部品についての発送に関しての注意事項です。



このような油脂を含む物品の輸送については注意が必要です。
多くのお客様に様々な機械や部品を提供させていただいておりますが、燃料をはじめとした油を含む機械や部品については原則として配送会社への事前確認と許可、発送前の油漏れ処置などが必要となります。

配送会社によっては油脂を含む物は配送できない、と断られるケースもあります。
今回はこれまで当社が経験し、現在でも対応している例をご紹介いたします。


【ペール缶等の新品オイルなど】
ペール缶に入った新品オイルについては発送が可能です。ただ、お引渡しについては置き配はできません。受け取りの際は必ず人への受け渡しが条件となります。

【オイルが抜けない(抜いていない)などの部品】
油圧ポンプや走行モーターなど内部に油の入っている部品については配送会社への確認が必要です。
これまでも配送会社から断られたり、何重ものビニール袋での漏れ防止処置なら可能など対応が配送会社毎に異なります。判断基準は配送会社によって違います。1つの会社に断られても別な会社では受け入れてくれる、というケースもあります。

【燃料を使用する機械】
草刈機などの自走機械等については配送会社への確認が必要です。
車輛輸送、コンテナ輸送などで機械自体を運ぶ際、タンクに入っている燃料等が漏れる可能性がある場合、また、機械が破損してオイルが漏れている状態を把握している際は油漏れ処置がされていないと配送会社から預かり拒否されるケースがあります。もちろん、輸送日当日、積み込み直前でも中止となる場合もあります。
当社ではタンクに入る燃料は最低限、ガス欠にならないくらいの少量でお引渡しをしています。


〜配送会社の判断基準について〜
配送会社が輸送依頼を受ける際の判断基準は「輸送中の引火や爆発の危険性」、「他の荷物との接触破損や、汚損」を判断基準としている事が多いようです。
油脂系以外にも輸送物の著しい汚れや履帯に付着した土や泥などが多い場合も油と同様に受け入れ拒否となる場合もありますのでご注意ください。
※上記については例外もございますので確認は依頼する配送会社にご確認ください。

当社でも過去に部品をお預かりした際に修理不能と判断され、油漏れ対策ができずに返却が困難になった、というケースもありました。

燃料油脂を含んだ製品等を輸送する際はご注意ください。