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BJ42 レストアスタートです!

2019年5月13日



こんにちは!工場長のともひろさんです。



これと同じ画像なんかみたことあるな・・・?



という方いると思います。




正解です!そのともひろさんです。



では状況確認からしていきます。








それなりに錆びてるかな?って感じですが・・・






まぁ錆びてますよね・・・

でももちろん想定内です。



この車輌、前回の修理はかなり丁寧に仕上げてあるよう

に見えました。

たぶんレストア経験がかなり豊富な方が担当している感じでした。



自分も以前、国産車やアメリカ車のレストアをいろいろ

経験してきましたがほとんどの旧車が冬は乗らないで

車庫保管、雨の日もできるだけ乗らないという車が

多かったので、今となっては錆対策をそこまでシビアに

考えていなかった気がします。



それでは作業開始します。



塗装を剥がす前は少しの膨らみでしたが穴はあります。



こうなっているとき、中の錆はかなり進んでいるはずです。






そしてこのパネルはフロアパネルに繋がっているため

フロアにも穴が広がります。





まずはここをしっかり直します。


ここに穴があいて水が浸入してロッカーパネルの内側から

錆びてくるというパターンが多いと思います。




みみの部分からフロアパネルまで一枚の鉄板を

繋げてなおしていきます。



今回初めてやってみたのですがここに水抜き用のパイプを

しこんでみました。


これでもしも水が浸入しても抜けてくれるはずです。


クォータ部分の下地を作っていきます。




ロッカーパネルとクォータパネルをパネルボンドで貼り付ける

ので接着面を増やすためオリジナルよりも10ミリほど

下地の幅を広げて作っています。


ロッカーとクォータはとくに錆びやすい所なので

防錆の為パネルボンドを使っています。





板金塗装の専門誌でも特集されている通り信頼性もかなり

高いです。


板金スタッフ全員このBSRという専門誌で熟読して新しい

技術等を取り入れています。


ロッカーパネルとクォータパネルを作ります。





いたずらされてステッカー貼られてますがスルーします。



今までここはオリジナル通り重ねてスポット溶接していましたが

今回からは付き合わせて溶接しています。


ここも錆が多い所なので防錆のため付き合わせてTIG溶接
して裏からパネルボンドで補強します。



こんな感じです。


あとはまわりをTIG溶接して削って仕上げていきます。







ヨンマルを修理するとき見た目は悪くないのに

パネルを剥がすとボロボロというのが当たり前

なのですが、今回のヨンマルはあれ?あまり錆びてない!

ってことが多いです。



今まで以上に自信を持ってこのヨンマルの外装は

長持ちします!と言える仕上がりになりそうです。




それではまた進みネタがたまり次第ブログアップします。