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OZ Racing スーパーツーリズモLM マットブラックブロンズⅡへ色変えカスタム塗装

2017年10月26日
東京都からのご依頼です。
OZ Racing スーパーツーリズモLM、特に大きな破損の修理ではなく、軽いガリ傷があり、その修理ついでに色変えでカスタム塗装、と言うご依頼です。
カラーは、パッと見はマットブラックですが、透かすとブロンズ感があるマットブラックブロンズⅡでいきます。



塗装の剥離・傷部分の修理から下地研磨処理後にパウダーコート塗装です


元の塗装を剥離し、傷部分の修理をし、サンドブラスト研磨からさらにバレル粗研磨にかけて塗装の下地を作ります。OZと言えども鋳造は鋳造ですので、事前に下焼きを行ってからマットブラックブロンズⅡをパウダーコートです。
鋳造や腐食がある物をそのままいきなり本番塗装&200℃で焼き付けると、鋳造巣穴や腐食箇所から沸きが発生し、塗膜に気泡や染みを作りますので、本番前に200℃×数十分で下焼きを行います。この下焼きの段階で出る物を出してしまおう、と言う理屈です。下焼きを行っても沸きが出る物も中にはありますが、下焼きを行わないよりも沸きの発生率はグッと下がります。




焼き付け完成後に、カッティングで製作したセンターのロゴを貼り付けてます。
位置決めし易いようにガイドラインも入れて製作します。
ステッカー剥がれ防止にウレタンクリアーで閉じる場合もありますが、今回は無しです。
マットのパウダーコート膜に対してウレタン塗膜は食い付きが良くはないので、後々ウレタンクリアーが剥がれるのを懸念しての選択です。ステッカーは剥がれてもまた貼れば済みますが、ウレタンクリアーが剥がれるとまた今回の作業と同じ作業のやり直しになるためです。



完成画像です。








マットブラックブロンズはブロンズの濃さで2種類あります。
ブロンズが薄目のタイプがマットブラックブロンズ、ブロンズが濃い目のタイプがブラックブロンズⅡ、今回のはブロンズが濃い目のタイプのブラックブロンズⅡになります。