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R35GT-R純正をフルポリッシュ加工+左右色分けキャンディー塗装

2023年5月7日
日産R35 GT-R前期純正20インチホイールです。

バレル研磨フルポリッシュ加工+キャンディー塗装ご希望で、東京都よりご依頼いただきました。

R35 GT-R純正ホイールは他車種流用にも良く使われますが、オーソドックスなデザインで多様性があるためか、前期の純正ホイールが多いです。

今回は、ご自身で作業されようとしたようで、途中まで剥離/軽修理をされた状態でお預かりとなりました。

DIY作業された物の作業は、仕上がりに影響を受ける場合もありますが、今回は特に影響をきたす事はされていないようなので、問題無いと思います。


フルポリッシュ加工はバレル研磨機にかけて行いますが、塗装を剥離してそのままバレル研磨機にかけるだけでは綺麗な鏡面ポリッシュにはなりません。

バレル研磨機にかける前の手作業による下地研磨を入念に行ってからバレル研磨にかける事で、綺麗な鏡面ポリッシュとなります。

逆に言うと、この手作業による下地研磨がこの加工の最重要作業で、全行程の多くの時間をこの行程に費やします。

まずは元の塗装を剥離後に、ブラスト処理をします。

塗装剥離&ブラスト処理後



ここからの下地研磨工程の画像がありませんが、ペーパーの粗い番手から細かい番手まで何種類もの段階を踏んで下地研磨を行います。

下地研磨完了後にバレル粗研磨にかけ、最後に満を持してバレル仕上げ研磨にかけます。

最初の下地研磨が十分に施されていれば各工程1発でここまで光ります。

今回は国産鍛造なので、鏡面の光り方も美しいです。






今回はクリアー仕上げではなく、左右で色分けでのキャンディー仕上げです。

片側は薄く淡いゴールド系キャンディーのゴールデンウィスパー、もう片側も同じく薄く淡いピンクゴールド系キャンディーのフールズペニーを使います。

キャンディーゴールデンウィスパーとフールズペニーをパウダーコートです。




焼き付けて硬化させます。




キャンディーはカラークリアーなので、この1コートで完成でも良いのですが、当社ではクリアーをオーバーコートしています。

キャンディーに対してクリアーをオーバーコートすると、さらなる濃厚な深い透明感になります。



もう一度焼き付けて完成となります。









どちらのキャンディーカラーも薄いので、ベースの鏡面ポリッシュの輝きを損なう事なく尊重されながらのキャンディー着色になりました。

イメージ的には、貴金属、宝石のような感じに見えますね。