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200系ハイエースコンフォートリーフどれを選んだらよいのか?

2020年5月15日
200系ハイエース 1BOXNETWORKコンフォートリーフ

たくさんのお客様が装着される人気の足回りの一つです。
200系ハイエースの乗り心地を改善されたい方でご検討される場合に
3種類のタイプからどれがいいのかわからない・・という方もいらっしゃいます。
少しでも参考にしていただけるようご説明させていただきます。



色々な海外製品のハイエース用リーフスプリングが世の中に流通していますが…
1BOXNETWORKコンフォートリーフは安心・信頼の 日本製 MADE IN JAPAN

長年の実績と経験から色々なテストや変更を繰り返して完成されたリーフスプリングです。
海外製品と国内製品は新品の時には変わらないように感じますが、1BOXNETWORKコンフォートリーフ(日本製)は歴史と経験を重ねた日本国内の製造工場が厳選した材料を使いリーフスプリングを製造しているので耐久性能も違ってきます。

更に色々な使用用途は積載重量(架装内容)に対応できるように、TYPE-1、TYPE-2、TYPE-3とボディサイズや、車輌の架装内容に合わせて「3タイプ」をラインアップしていますので、お好みに合わせてお選びいただけます。





ハイエース純正リーフとコンフォートリーフのバネレートを比較したグラフになります。
※実際の測定値より解りやすいようにグラフを製作したので正確なものではありません

コンフォートリーフTYPE-1は乗り心地を考えワゴンのバネレートに近づけ、TYPE-2はS-GL純正リーフとワゴンの中間にし、TYPE-3は高荷重に耐えるバネレートに設定しています。

注目すべきポイントは黒線で表されている「ハイエース純正リーフ(Normal)」が急激に折れ曲がっている部分です。これがヘルパーリーフが効きはじめる部分になります。ストロークの過程に「急激にバネレートが高くなるポイント」があり、そこがいわゆる「急激に乗り心地が悪くなるポイント」になるというわけです。
それに対しコンフォートリーフは、ヘルパーリーフを無くし各リーフ(板バネ)の厚みを変更するすることで、緩やかにレートが高まっていくセッティングになっています。

TYPE 1、2、3 どの「タイプ」を選んだらよいのか?

チェックすべきは車検証の「後後軸量」!
お車の車検証をご覧いただくと、右欄に「後後軸量」という項目があります。この数値を目安に、ベストなタイプをセレクトすることができます。
ただし…後架装をして構造変更等をしていない車両は新車データーのままの数値になってしまうのでご注意ください。

後後軸量が「700kg」前後なら「TYPE 1」
TYPE 1は、乗り心地に優れたワゴン用のバネレートを基に、若干バネレートを高めることで、積載性能を確保しています。標準ボディ、ワイドボディミドルルーフで、主に荷室には何も積載しない車輌、ベッドキット程度を取付けてリアの車重が比較的軽い車輌に適合する、乗り心地重視のリーフスプリングです。

後後軸量が「900kg」前後なら「TYPE 2」
TYPE 2は、ワイドボディミドルルーフやスーパーロングボディで、内装架装車輌、ビジネス用車輌など、ノーマルと比べ荷室が重い車輌に適合したリーフスプリングです。TYPE-1よりバン(貨物)純正リーフ寄りにバネレートを計算して耐荷重135kgアップをして開発されています。

後後軸量が「1000kg」前後なら「TYPE 3」
TYPE 3は、板ばねを1枚増やして5枚とすることで、さらに高荷重に耐える設定としました。とはいえ、各ばねの絶妙なセットアップにより、乗り心地を損なわない設計が施されています。スーパーロングで、キッチンや収納などをはじめ多くのキャンパー装備を搭載したヘビーなキャンピングカー架装車輌なら、TYPE-3がお勧めです。

上記はあくまでも目安の適合ですので、車輌架装の重量や積載重量を考えて、信頼できる専門ショップに相談をしてベストなコンフォートリーフを選択して乗り心地を改善しましょう。
更にボディの揺れなどが気になる場合はショックアブソーバーの交換をお勧めします。
ショックアブソーバーも高価なものが良いとは限りません。
お客様の使用用途や積載重量を元にショックアブソーバーを提案してくれる経験を積んだ専門ショップに相談することをお勧めします。