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インタウナーをアウター&インナーリム交換で極太仕様へカスタム

2023年7月8日
3本スポークのENKEI(エンケイ)インタウナー18インチホイールです。

もう四半世紀以上昔のホイールになりますが、当時は流行りましたね。

今も人気が再燃しているようですね。

今回は、ディスクはマットブラックへ色変えで、リムはアウターもインナーも両方交換で極太仕様へカスタムご希望で、愛知県よりご依頼いただきました。



リバレルリムは入荷までに数ヵ月かかるので、先に発注を済ませ、入荷までに他の出来る作業を進めます。

今回は、リムはアウターもインナーも交換なので、ディスクの塗装のみ進めます。

元の塗装を剥離、ブラスト処理後にマットブラックをパウダーコートです。




ピアスボルトは社外汎用のゴールドピアスに交換します。

もちろん新品ですが、以降の錆防止の目的でクリアーをパウダーコートします。



リバレルリムですが、今回はサイズもサイズだったので、5ヵ月程かかりようやく入荷です。




リバレルリムのインナーは素地の状態で入荷し、今回インナーリムはグロスブラックご希望なので、脱脂洗浄後にグロスブラックをパウダーコートします。




リバレルリムのアウターはポリッシュの状態で入荷するので、ポリッシュご希望の場合は、そのままでも良いと言えば良いのですが、多少擦れ跡やバフ目はあるので、自社で磨き直すようにしています。

ポリッシュ後のクリアー塗装有無は任意で選択していただけます。

判断基準としては、鏡面の輝き重視はクリアー塗装無し、メンテナンス性重視はクリアー塗装有り、と言う感じになります。

ただし、クリアー塗装無しは保護膜(クリアー膜)が無いので、徐々に酸化により白濁りしてきます。

酸化白濁りはDIY手磨きで解消出来ますので、定期的にメンテナンスをしながら維持していく必要があります。

一方クリアー塗装有りは、クリアーが保護膜となるので酸化白濁りはしませんが、鏡面無垢の状態に比べると2割程輝き感が引けます。

また、いずれクリアーの下に水分が混入し、それが白錆となります。

白錆びは、クリアーを剥離し素地を磨かなければ除去になりませんので、DIY処理は出来ません。

以上のように、ポリッシュに対するクリアー塗装有無はどちらも一長一短あります。

今回は鏡面の輝き重視でクリアー無しご希望でした。

最後に組付けをして完成となります。




リア用はアウターだけで9.0j(+インナー5.0j)あるので、横からはディスクが見えません。







リア用で14.0jも今までリム交換リバレルしてきた中では最太ですが、アウター9.0jも過去最太です。
こんなサイズ一体何に履かせるのか気になりますね。