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搭乗式(自走式)草刈機の「油圧走行モーター」「油圧ポンプ」を低価格でオーバーホール

2019年7月30日
搭乗式・自走式草刈機(ハンマーナイフモア)に搭載されている「油圧走行モーター」「油圧ポンプ」の “性能低下” や “作動不良” などの不具合を、低価格でオーバーホールを行い、蘇らせます。

メーカー純正部品は、アッセンブリーの販売が基本です。「油圧走行モーター」「油圧ポンプ」の修理の多くは『シールの劣化に伴う油漏れ』で、この場合『シール交換で修理完了』となるのですが、メーカーではシール材の別売りはしておりません。「油圧走行モーター」や「油圧ポンプ」の製造メーカーに問い合わせても『メーカー委託による専用部品のため、部品の販売はできない』という形になっています。

このことから、「油圧走行モーター」「油圧ポンプ」を『泣く泣く丸ごと交換した』という話をよく聞きます。

また、中古の「油圧走行モーター」「油圧ポンプ」を純正部品の半値で購入したが、使用時間数が解らず、結果的に『取り付けて間もなくして油漏れを起こし、高い買い物となった』という話も聞きます。

搭乗式・自走式草刈機(ハンマーナイフモア)の「油圧走行モーター」の例を取ると、一般的にアワメーター2,500hr前後で油漏れが起きます。(※当然、使用する現場の斜度,前後進の負荷のかけ方,クローラーの張り方によって寿命は異なります。)

搭乗式・自走式草刈機(ハンマーナイフモア)の新車への乗り換え時期は、おおよそ、ガタが来はじめて修理費が大きくかかり出す2,000〜3,000hrが多く、エンジンのオーバーホールや廃車は、4,000hr前後となっています。

これを考えた場合、中古の「油圧走行モーター」「油圧ポンプ」を購入することが適切なことなのか?が解ると思います。又、中古の搭乗式・自走式草刈機(ハンマーナイフモア)本体を購入する場合についても同様のことが言えます。どこを整備したのか?エンジンの圧縮比はどうなのか?を確認した上でなければ、高い買い物になってしまいます。

シールは、必ず経年劣化が起きるので、『油漏れに気付いた時点で修理をする』ことにより、『安価』で『修理期間も短く』済みます。

修理費が高額となる多くは、無理な使用によりオイルが抜けてしまい、モーター内のギアの欠けやベアリングの破損や焼き付けを起こしているケースが多く、修理不能となるケースも少なくありません。

弊社では、搭乗式・自走式草刈機(ハンマーナイフモア)の「油圧走行モーター」の修理を多く行っていますので、適合するシールを保有しています。内部部品各部の製作も行っていますので、復元は可能です。あとは、破損状況により納期や価格が変わりますので、修理するか否かの選択となります。

『予想以上に純正部品が高額で、中古やリビルト品を探したが見つからない』『機種が古すぎて、部品が無いと言われた』などの方は、価格と納期を照らし合わせた上で、『リビルト品のご提案』や『修理・オーバーホールのご提案』をさせて頂きます。

オーバーホールは、「油圧走行モーター」「油圧ポンプ」を分解して各部を測定し、劣化部品の調達または加工をした後、洗浄をして組み立て、性能試験を行います。

修理には、シール交換で済むものから内部の部品交換をしなければならないものまで、状態に応じで作業内容は異なり、納期も異なります。内部部品の供給が無いものは、価格や納期を加味した上で部品製作を行うかを判断致します。

基本的な症状である油漏れに気付いたら、無理な使用は止めて修理することをお勧めします。



「油圧走行モーター」「油圧ポンプ」の修理・オーバーホールをご依頼の際は、

  1. 搭乗式・自走式草刈機(ハンマーナイフモア)の『機種』『型式』『シリアル番号』
  2. 「油圧走行モーター」「油圧ポンプ」に記載されている『メーカー名』『型式』『シリアル番号』
  3. 「油圧走行モーター」「油圧ポンプ」の状態が解る写真(※数枚)
  4. 『現在の不具合状況』『不具合の起きた時期』『不具合が起きてからの使用時間』
  5. 希望納期

を、メールでお知らせ下さい。(※メール後に、必ずお電話下さい。

上記を確認した上で、『リビルト品の有無』や『修理(オーバーホール)が可能かどうか?』と『価格』をお知らせ致します。

修理・オーバーホールの場合は、搭乗式・自走式草刈機(ハンマーナイフモア)から「油圧走行モーター」「油圧ポンプ」を取り外して弊社へ輸送頂き、改めて分解して正式なお見積もり額をご提示致します。

ここまでは無料で行っています。

正式なお見積もり額をご提示後、修理・オーバーホールをしない場合は、輸送頂いた「油圧走行モーター」「油圧ポンプ」を『廃却処分するか?』『返送するか?』をお客様に確認致します。