建設機械/農業機械用特殊アタッチメントの設計・開発・製作、建械/農械部品の販売・レンタル、中古販売・買い取り、整備・修理・メンテナンス

「個人売買」「オークション」中古ハンマーナイフモア購入の注意点

2021年3月23日
草刈シーズンが近くなり、当社へも替え刃をはじめ修理用の部品の問い合わせや注文が増えてきています。



ご注文の合間を縫っていただくご相談がハンマーナイフモアの不具合に関するものが多くあります。
これまでも当サイトでは多くのパターンや注意点をご紹介してきました。ただ、直近のお電話で増えてきているのが「個人売買」または「オークション」で入手した機体についてです。

個人売買、オークションで購入したが、「振動がひどい」、「まっすぐ進まない」、「エンジンが安定しない」、「すぐにオーバーヒートする」など様々なケースがあります。
確かに最近のオークションサイトを見てみると知っている人なら絶対に避けるべき中古機が外装だけピカピカになり割と高額で販売されています。

慎重な方は購入しても大丈夫かどうかをよく調べているようですが、時期的にタイムリミットが近い場合などは焦って購入してしまうケースもあると思います。

オークションで価格の安い機体を見つけても最終的に修理費用で何十万円もかかってしまえば元の木阿弥です。

下記は中古ハンマーナイフモアを購入する上で最低でも押さえておきたい点です。
この中で1つでも不明瞭な点があれば購入はよく検討した方が良いと思います。


・整備済みであるか
売り出されいる機体が整備された物なのかどうかは重要です。もし整備をしているのであればどのような点が修復されたのか。


・部品は販売しているか
その機体の型式を確認、メーカーで部品が販売しているかどうかをチェックも必要です。実は当社に寄せられるご質問で最も多いのがこれです。数年前にメーカーでの部品供給が停止し、消耗品を除く重要部分が復旧不可能となっている機種を購入してしまうと一度壊れたら復元がききません。


・販売している会社ではこれまで同機種を何台くらい販売しているか
整備済みと言ってもオイルやエレメントの交換でも一応は整備したことにはなります。これまでの販売実績を問い合わせ、どの部分が壊れやすいかどういう風にメンテナンスをするのかを質問するとその回答である程度整備状況が見えてきます。


上記3点はきちんとした会社であれば即答できるものばかりです。



最近詐欺まがいの中古品もあるようです。
少しでも不明瞭な点がありましたらお気軽にご相談ください。