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BBS他マルチピースホイールのピアスボルト締め付けトルク

2016年9月14日
BBS、OZ、ワーク等々2P/3Pホイールの分解&組み付け作業には必ずピアスボルトの脱着を行いますが、組み付け時のピアスボルトの締め付けトルクはそれぞれ違います。

ほとんどのホイールのピアスボルトはM7という太さの物が使われており、このサイズは市販の規格サイズには存在しません。また、同じM7のピアスボルトでも材質や強度区分も違うため、それぞれに応じた締めトルクで締める必要があります。

このピアスボルトはどちらも旧型AMG3Pホイールのピアスボルトですが、同じM7でも強度区分が違います。
左10.9強度、右12.9強度です。
10.9に応じた締め付けトルク、12.9に応じた締め付けトルクで締める必要があります。


海外メーカーのフォージアートやアシャンティだと、M7でもM8でもないインチサイズが使われている物もありますので、各ホイール、モデルで全て異なります。
規格に無いサイズの締め付けトルクは規定もありませんので、こうなると長年の経験がモノを言います。
また、表のピアスボルトを締めるか、裏のナットを締めるかもそれぞれで変わってきます。


単純と思われがちなピアスボルトの締め付け・組み立てですが、締め付けトルク、工具をかける方向、専用工具等々意外と奥の深い作業でもあるのです。