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アルマイトリムの仕上げ処理について

2009年8月14日
アルミホイールのリムの多くはメッキではなく
ピカピカと光沢のあるアルマイト処理がされています

このアルマイトリムを修理した後、もちろん磨きで仕上げますが
磨くと元々のアルマイト層は当然落ちてしまいます。
再アルマイト加工をすれば済む話しですが、再アルマイト加工は
メッキ加工同様に非常に高額なので、あまり現実味がありません。

なので、通常は鏡面仕上げにしますが、無垢の地肌が露出することになるので
以下の2通りの方法があります。

仕上げでクリアー塗装をするかしないか
ですが、違いがあります

・クリアー塗装をした場合
〜良い点〜
磨きっぱなしの無垢に比べ、クリアーでコートされている為
酸化による白濁がしにくい、洗車傷のような磨き傷がつきにくい。
〜悪い点〜
「クリアー」と言えども、クリアー分の塗膜があります。
素人が見て判断できるほどではありませんが、厳密には
塗膜分の「曇り」がでる。
飛び石等で、剥がれて来た時にみっともない。

クリアーコートで仕上げたリム画像




・クリアー塗装無しの場合
〜良い点〜
クリアーの塗膜が無く、完全無垢なので、一見アルマイト処理されたリムと
変わらない位の曇りの無い深い輝きがある。
〜悪い点〜
コートする膜が無く、無垢の肌むき出しなので、メンテナンスによっては
数ヶ月で白く濁ってくる。

クリアー無しで仕上げたリム画像



画像では、どちらがどちらか解らないと思いますが・・・。

以上、どちらも一長一短です。
輝き重視で、マメに手入れをする方はクリアー無し、
最初の輝きよりも長持ち重視であればクリアー有りですね。