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修理・整備・DIYには欠かせないスケール(メジャー)の豆知識

2018年7月17日
北海道の短い夏は、いよいよ週末から本格化しそうですね!!
現場で作業される皆様におかれましては炎天下での作業となりますから、水分補給を忘れずにお願いいたします。

さて本日は、知ってそうで知らない・・・豆知識をご紹介させていただきます。

あらゆる所で寸法を取る機会というのは身近にあるものです。
そんな時に「スケール」と呼ばれる道具を使用するかと思いますが、実はこのスケールにはちょっとした工夫が施されています。

スケールの先端(目盛が0mmの部分)がガタガタすることに違和感を感じたことはございませんでしょうか。
お恥ずかしい話、私も職業として整備に携わるまではこの違和感の正体を知らず、そのガタつきを壊れていると勘違いしておりました。

このガタつきは[内寸などスケールを押し付けて測る場合]と[外寸などスケールを引っかけて測る場合]のミリ単位の誤差を解消する為のガタつきだったのです。
専門的には[ゼロ起点補正]という表現をするそうです。

[押し当てて測る場合]

[引っかけて測る場合]


このように普段何気なく使用している道具、小さな道具ひとつにも多くの知恵と工夫が施さています。
ガタつきをむやみにいじりますと壊れますので、大切に優しく扱ってくださいね!!