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修理・整備・DIYには欠かせない工具 <六角レンチ編>

2018年7月25日
普段生活していると、何かと六角レンチが必要な場面に遭遇することも多いかと思います。
特に家具などを買うと付属品に六角レンチが付いている場合が多いと思いますが、実は六角レンチには先が丸い形状になった六角レンチが存在します。

整備などに携わっておられる方にとっては極々普通の工具ですが、中々一般の皆様には知られていません。
ですので、今回は先が丸い[ボールポイント六角レンチ]についてご説明いたします。

そもそも六角レンチの基本的な使い方は、ボルトを緩める締める又は回転させる時に使う道具です。
ボルトを締める時や緩める時は柄の短い方を使用しますが、始めから短い柄では効率が悪くある程度締まる所までは反対の長い柄でクルクル回します。

簡単に言いますと、クルクル回すときには長い柄で回転させると楽に作業を進めれます。
そして強く締める時に短い柄で差込本締めします。

余談ですが、本来六角は直角に差込みますが、ボール側ですと差込角が約20度広がりますので狭いところでも回しやすくなります。

長い柄で無理な力をかけると工具そのものが破断する可能性がありますので気を付けなければなりませんが、正しくご使用頂ければ非常に便利です。

ご存じなかった方は是非お試しください。きっと今まで以上に作業が楽になると思います。