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パナスポーツG7の17インチをディスクシルバー塗装+リバレル加工

2022年11月7日
パナスポーツG7の17インチホイールです。

現状はディスクはゴールドっぽいカラーで、それをシルバーへ色変えと併せて、リム交換リバレル加工ご希望で、北海道よりご依頼いただきました。



リバレルリムは、早い時で1.5ヵ月程、遅い時で3ヵ月程、部材在庫無しの時は3ヵ月以上〜未定、と言う場合もありますが、今回は1.5ヵ月程で入荷しました。

ご希望のサイズによってアウターリムだけ交換で済むか、アウターリムもインナーリムも両方交換になるかが決まりますが、今回はご希望サイズが、両方交換必要なサイズでした。




リバレルリムのアウターはバフ磨きの状態で入荷なので、ポリッシュご希望の場合はそのままでも良いのですが、多少バフ目や擦れ跡はあるので、自社で磨き直して綺麗な鏡面ポリッシュにします。

ポリッシュ後のクリアー塗装有無は任意で選択していただけます。

判断基準としては、鏡面の輝き重視はクリアー塗装無し、メンテナンス性重視はクリアー有り、と言う感じになります。

ただし、クリアー塗装無しは保護膜となるクリアー膜が無いので、徐々に酸化により白濁りしてきます。

酸化白濁りはDIY手磨きで解消出来ますが、定期的にメンテナンスをしながら維持していく必要があります。

一方クリアー塗装有りは、クリアーが保護膜となるので、酸化白濁りはしませんが、鏡面無垢の状態に比べると2割り程輝き感が引けます。

また、いずれクリアーの下に水分が混入し、それが白ミミズ錆となります。

白ミミズ錆びは、クリアーを剥離し素地を磨かなければ除去になりませんので、DIY処理は出来ません。

以上のように、ポリッシュに対するクリアー塗装有無はどちらも一長一短あります。

今回は鏡面の輝き感重視でクリアー無しご希望なので、これでアウターリムの作業完了です。


インナーリムはブラックご希望なので、脱脂洗浄後にブラックをパウダーコートします。




ディスクは現状のゴールド?からシルバーに色変えしますので、元の塗装を剥離し、ブラスト研磨後にシルバーをパウダーコートします。




焼付け硬化後にクリアーをオーバーコートします。




最後に組付けをして完成となります。







アウターリムはクリアー無しなので、まさに鏡面です。



ピアスボルトは汚れているだけだったので、洗浄で綺麗なクロームメッキに戻りました。