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レクサスUX Fスポーツ純正18インチホイールをバレル研磨でポリッシュ加工

2020年2月28日
レクサスUX Fスポーツ純正の18インチホイールです。

現状はハイパーブラック塗装、これをバレル研磨にて3Dポリッシュ加工ご希望で、北海道よりご依頼いただきました。



バレル研磨でのポリッシュ加工は2Dポリッシュと3Dポリッシュの2通りあります。

・2Dポリッシュ
表面天面だけ下地研磨を施し、ウインドウ(スポーク間)は下地研磨を施さずにバレル研磨にかける事で、表面は鏡面ポリッシュ、ウインドウは素地砂目がやや残り気味の鈍いポリッシュになります。

・3Dポリッシュ
表面天面はもちろん、ウインドウ内も下地研磨を施してからバレル研磨にかける事で、隅々まで鏡面ポリッシュになります。

金額的には2D<3Dとなります。

2Dポリッシュはウインドウと表面とで光方のコントラストができ、3Dポリッシュは満遍なく同じ光方になります。

どちらが良い悪いではなく、仕上がりイメージやご予算等により2Dか3Dかを決めます。

今回は3Dポリッシュご希望です。

まずは元の塗装を剥離します。



この後の作業の画像がありませんが・・・
隅々まで手作業で下地研磨を施しますが、この地道な下地研磨作業が仕上がりにそのまま影響しますので、一番肝心で一番時間のかかる作業になります。

下地研磨後にバレル粗研磨にかけ、最後にバレル仕上げ研磨にかけます。

最初の下地研磨の作業に不備が無ければ、各工程一発でここまで光ります。






ポリッシュはクリア無しの状態が一番輝きが良いですが、保護膜が無いため、徐々に酸化白ボケしてきます。クリアー塗装をすると保護膜になるため酸化白ボケはしませんが、塗膜分僅かな濁りは出来ます。

どちらが良い悪いではなく、どちらも一長一短あります。

詳しくは「ホイール鏡面ポリッシュのクリアー塗装有り無しの比較/手入れ」にて参照下さい。

今回はクリアー塗装ご希望でしたので、パウダーコートクリアー丸塗りします。




焼付けて完成となります。







形状的に3Dポリッシュはかなり難儀な形状ですが、仕上がりは完璧かと思います。