ハイエース・キャラバンやミニバン・軽自動車などトランポ専門店 車中泊/車内泊 ベッドキット

ハイエース特殊車輌:火災現場で活躍!消防指揮車

2020年2月5日
200系ハイエースDXスーパーロングワイドボディハイルーフ:消防指揮車

消防車や救急車に比べ、見ることの少ない
「消防指揮車」は、火災現場などで、どのように消火を進めていくか?どこが発火場所か?などを現場で行なっていくための特殊車輌です。

そんな、特殊車輌の内装を製作させていただきました。


車内の床には、SH床貼り加工(フロアレール埋め込み)を施しました。
セカンドシートに乗り込みためのステップには、傷からボディを保護するために縞鋼板を貼って仕上げています。

なお、荷室スペースには、荷物固定用のフックを設置出来るようにM6サイズのナットを床の中に埋め込みました。


セカンドシートは純正のシートから変更し、前後自由にシート展開をする事ができるTSTiシートに交換しています。
車内の用途に合わせてシートを展開させていただけます。


セカンドシート前や、セカンドシート横、荷室スペースに装備したボックスには、火災現場で消防指揮に必要となる機材を収納できるように専用設計で作り上げています。




セカンドシートの前、後ろとテーブルを展開して使用できるようにしています。そのため、普段道具を出し入れする際には邪魔になってしまうことはありません。テーブルが展開できるため、現場での調書や報告書をその場で記入していただく事ができるようになっています。


車内の天井とバックドアに、ルームランプの増設を施し、サイドにはパイプラックを取り付けました。
この装備を取り付けた事で、消防指揮の道具を現場でスマートに取り出すことができるようになっています。

パイプラックには、ガスマスクなどボックスに収納し難いものなどをかけておく事で取り出しが行いやすくしています。