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Steelwristチルトローテーターと油圧アタッチメントの接続について

2023年11月1日
STEELWRIST(スチールリスト)製チルトローテーターとグラップルなど油圧アタッチメントの接続について

Steelwristチルトローテーターに取り付ける油圧アタッチメントの配管接続についてお問合せが多いのでここで簡単に説明をいたします。

まずSteelwristチルトローテーターには、「標準タイプ」と「SQ自動配管システム付」の2種類があります。SQ自動配管システムとは文字通り配管の接続は自動で行い、グラップルなどの取付けも全て運転席で完結するシステムです。これはチルトローテーターX12から選択が可能となります。SQ自動配管システムは画期的なシステムで脱着作業の効率が飛躍的に向上します。しかしながら当然導入費用も高くなり(標準仕様の15〜20%アップ)、グラップルなどの油圧アタッチメントの接続ブラケット(アダプター)もSQ自動配管システム用が必要となるため、チルトローテーターの本体価格同様に当然導入費用も高くなります。

このことにより現在のところ「標準タイプ」を導入頂く割合が8割以上となっています。


Steelwristチルトローテーター(標準タイプ)にグラップルなど油圧アタッチメントを接続する方法

油圧ショベルは4本配管が必要と思われてる方も多く、「ホースは捩れないか」などの疑問を多く頂きます。接続は特例を除きチルトローテーター下部にある接続ポートに接続します。このため油圧ショベルに別途配管は必要ありません。また回転部より株にポートがあるため360度旋回(回転)してもホースが捩じれることはありません。



【チルトローテーターX18とタイングラップルFG25-5-S60の接続事例】



チルトローテーターのポートの納品時はネジ式となっておりに手動のネジ込みにより接続する方法となります。当社ではチルトローテーターと併せてグラップルなどの油圧アタッチメントをご購入頂いたお客様に限り、ネジ込み不要のワンタッチカプラーを付きをサービスさせて頂いております。スパナで手動で脱着作業をするにはスペースが狭く作業がしずらいのでワンタッチカプラーの取付けをお勧めします。


接続後の動作は下記の動画をご覧下さい。




他社チルトローテーターへのSteelwrist油圧アタッチメント接続配管について

この場合も同様となります。

詳細は「他社チルトローテーターへのSTEELWRIST油圧アタッチメント接続配管について」をご覧下さい。


当社では、スウェーデンSTEELWRIST(スチールリスト)社の日本代理店として数多くの販売実績からお客様の意向に合わせた適切なアドバイスをさせて頂きます。

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