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OZ フッツーラ 20インチ ブラッシュドカスタム+ステンレスリムへリム交換リバレル

2019年7月25日
OZフッツーラ20インチです。
リバレルリムはRadinoxリムというステンレス製リムで、お客様ご自身でご用意された物を使いリム交換、ディスクは3Dブラッシュドご希望で京都府からご依頼いただきました。
ディスクだけ先に送っていただき、リムは後日届きました。


ディスクの塗装を剥離、サンドブラスト研磨後にバレル粗研磨にかけ、素地を整えます。
ブラッシュドはウインドウ(スポーク間)もブラッシュドにする3Dブラッシュドです。
センタープレートも同時に進めます。






クリアーはもちろんパウダーコートクリアーです。






焼付けて3Dブラッシュドクリアー仕上げ完成です。



ピアスボルトは洗浄で綺麗なクロームにし、クロームを透かせてキャンディーレッド塗装です。





お客様でご用意したステンレスリムはもちろん新品ですが、バフ目がありますので、自社にてバレル仕上げ研磨にかけ、バフ目の無い鏡面にします。
組付けて完成です。












Radinoxリム(ステンレスリム)の存在は知ってはいましたが、実際に使った事はありませんでした。
アルミの鏡面ポリッシュ仕上げも光沢は素晴らしいですが、そのままでは徐々に酸化により白濁りしてきますので、定期的なDIYメンテナンスが必要になります。
酸化防止でクリアー塗装仕上げもしますが、クリアーと言えども塗膜分やや光沢感が引けます。また、いずれ塗膜と素地の間に水分が混入し白錆びも出てきます。
このRadinoxリム(ステンレスリム)は、理論上はクリアー塗装無くとも酸化白濁りはしないはずですので、アルミ鏡面ポリッシュ時のクリアー有無の懸念材料とは無縁のはずです。
長期間使用によるテストデータが無いため、今後が気になるところではありますが、一つの選択肢として覚えていても損はないと思いました。
ただし、アルミリバレルリムに比べ金額が1.5倍程と高いのと、対応メーカー、対応サイズも少ないので、限られた範囲内でと言う事になるかと思います。
価格が1.5倍でも、長期間メンテナンスフリーと言う事を考えれば費用対効果は良いのかもしれません。