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大好評!コンクリート、舗装版小割機の製造、販売

2015年12月26日
機械式小割機0.4m3タイプの特注機を納機

コンクリート殻や舗装殻を利用用途により小割サイズを何とかならないかとのご注文が多くあります。クラッシャーにかける前処理で350mm以下になればよいという現場もあれば、詰石に利用したいので150mm内外とし、できる限り細かい粒度のものは発生させたくないとの意見や、常に少量なので小割機のみで0〜90mmとし利用したいなど様々です。
コンクリート、舗装版小割機


この機械はバックホウの推力のみで破砕をしますが、3次破砕の考えにより圧砕力を最大限発揮し粒径を保つ工夫をし、0.7m3タイプで中央破砕力52n/mm2、0.4m3タイプでは中央破砕力32n/mm2と驚異的なパワーが発揮されます。

〔破砕機構〕
コンクリート塊を口に咥え込ませ、中央可動破砕刃がコンクリートの中央部から先行1次破砕を行っていきます。このとき中央可動破砕刃がコンクリートにまず、大きな亀裂を生じさせ、コンクリート塊は多数のコンクリート片に分割されます。次に精度よくコンクリート破砕サイズを決めるために、破砕サイズに見合った間隔で山形が配置されている固定破砕刃及び、可動破砕刃によって横割り2次破砕を行い、更に可動刃、固定刃側部に破砕サイズに見合った間隔で突起が配置され、この突起によって縦割の3次破砕を行う。この一連の縦横の十文字破砕によってコンクリート片は立方体に近い均一なサイズまでに破砕される。
コンクリート、舗装版小割機
コンクリート、舗装版小割機

文章にするとこんな面倒な説明となってしまい、気分が滅入りますね^_^;

簡単に言うと、大概のものをバックホウの推力のみで希望のサイズにすることが可能ということです。

写真の機械はお客様の希望で、圧砕後のサイズを0〜90mmにするよう特注で製作したものです。


特注製作も承っております。
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