建設機械/農業機械用特殊アタッチメントの設計・開発・製作、建械/農械部品の販売・レンタル、中古販売・買い取り、整備・修理・メンテナンス

CAT305.5CR-07にチルトローテーターX07グリッパー付を取り付け

2023年2月10日
CAT305.5CR-07にチルトローテーターX07(グリッパー付)を取り付け・セッティング作業で山口県美祢市に行ってきました。

今回もミニ油圧ショベルの新車入れ替えに合わせてチルトローテーターの導入をして頂きました。




最近は機械制御システム(マシンコントロール、マシンガイダンス)に連動したいというお客様も増えておりますが、『機械制御システム(マシンコントロール、マシンガイダンス)は予算の関係上、後から様子を見て導入したいが可能か?』とのご質問を多く頂きます。答えは『可能』です。連動をするためにはチルトローテーター側の回転、角度のデーターを送る「ケートウエイ」という機器を別途購入する必要があります。後付けの場合は別途で、輸送費、取付・設定費がかかるためこれらもご検討ください。

連動可能な機械制御システムはMoba(モバ)、Leica(レイカ)、Topcon(トプコン)、Trimble(トリンブル)などの市場にある主要なメーカー全てに対応可能でiDig(アイディグ)にも連携可能です。当社ではiDig(アイディグ)の販売も行っています。チルトローテーターのセッティングと併せて取付・設定には当社の専任メカニックがお伺いします。使用するユーザーや建機メーカーにも取り扱い説明や整備方法などお伝えしその後もしっかりとサポートいたします。
※iDig(アイディグ)の詳細については、「油圧ショベル2Dマシンガイダンス「iDig(アイディグ)」【製品紹介】」をご覧下さい。


チルトローテーターの機種選定は油圧ショベルのサイズの他に各部の寸法や構造によって決定され、機種によっては部品の別途追加や取付不可の場合もあります。このため取付けする油圧ショベルの機種をお見積り時に確認させて頂いております。又、チルトローテーターはカスタマイズ性が高く各種オプションの有無によっても内容が変わりますのでご依頼を頂く際にはお手数ですが【お見積りシート】へのご記入をお願いしております。何卒よろしくお願いいたします。
※【お見積りシート】は、「チルトローテーター(360度旋回、左右チルト)【製品紹介】」ページよりダウンロードして頂けます。


◎今回の取付機種

油圧ショベル : CAT305.5CR-07


◎納品

【チルトローテーター STEELWRIST製 X07 DF/S40】
・オプション : グリッパー、集中給脂システム
  • 普通バケットDB5T - S40、ツース付、w750mm
  • グレーディングバケットGB6 - S40、ツース付、w1,300mm

STEELWRIST製は機体や導入予算に合わせて機能のカスタマイズが可能です。チルトローテーターを脱着するための「クイックワンタッチカプラー」や内蔵補助フォーク「グリッパー」、自動配管「SQシステム」など必要に合わせて選択できます。先端重量や先端の腕の長さを考慮して選択する方や導入予算で決定される方など様々です。新車導入に合わせてのチルトローテーターの導入ではメーカー標準バケットが必要無くなるので、メーカーにお願いをしてチルトローテーター用のブラケットに改造して納品ということも12tクラス以上になると多いですね。
詳しくはご相談下さい。


納品状況

・チルトローテーター X07 DF/S40
・オプション : グリッパー、集中給脂システム


・普通バケットDB5T - S40、ツース付、w750mm


・グレーディングバケットGB6 - S40、ツース付、w1,300mm



取り付け・セッティング作業

作業は3日間となります。弊社メカニックが最終日に1時間ほど取り扱い説明のレクチャーを行います。



動作確認

実際にお客様に操作して頂きながらレクチャーを行います。整備方法など疑問点は何でもお聞き下さい。



STEELWRIST製チルトローテーターは360度旋回、左右チルト、油圧ワンタッチが標準仕様で、オプションによりグリッパー(内蔵型グラップル)、自動油圧配管システム(SQ)、チルトローテーター脱着のための油圧ワンタッチ、ジョイスティックでの走行を可能にするバルブ(クローラー限定)などを現場や予算に合わせてカスタマイズが可能となっています。また多様な専用アタッチメントもご用意しております。

当社では、スウェーデン STEEL WRIST社の日本代理店として、各商品機種のセッティングからメンテナンスまで行っております。お気軽にお問い合わせ下さい。