パナスポーツG7-C8Rをリム交換で16→17インチ化+ディスク色変え
リム交換リバレル加工で17インチ化とディスクの色変え塗装ご希望で茨城県からご依頼いただきました。
お客様の方で分解され、ディスク単体でお預かりしました。
ディスクは、R32のガンメタに近似との事でしたので、こちらで選定して近似のガンメタを選びました。
元の塗装を剥離、ブラスト研磨で素地を整えます。
1コート目にガンメタをパウダーコートします。
焼き付け硬化後、2コート目にクリアーをオーバーコート、もう一度焼き付けてディスク完成です。
リバレルリムの入荷です。
元々がステップリムなので、ステップ幅が1インチ広いダブルステップと言うタイプで16から17インチとなります。
リバレルリムのアウターはポリッシュの状態で入荷しますが、多少磨きムラ等はありますので、入荷後に自社で磨き直しています。
クリアーの有無は選択出来ます。
鏡面の輝き重視はクリアー塗装無し、メンテナンス性重視はクリアー有り、と言う感じになります。
ただし、クリアー塗装無しは保護膜となるクリアー膜が無いので、徐々に酸化により白濁りしてきます。
酸化白濁りはDIY手磨きで解消にはなりますが、定期的にメンテナンスをしながら維持していく必要があります。
一方クリアー塗装有りは、クリアーが保護膜となるので、酸化白濁りはしませんが、鏡面無垢の状態に比べると2割程輝き感が引けます。
また、いずれクリアーの下に水分が混入し、それが白錆となります。
白錆は、クリアーを剥離し素地を磨かなければ除去になりませんので、DIY処理は出来ません。
以上のように、ポリッシュに対するクリアー塗装有無はどちらも一長一短あります。
今回は鏡面感重視でクリアー塗装無しになりました。
リバレルリムのインナーは磨き無しの無垢の状態で入荷します。
今回インナーそのままでOKとの事でしたので、インナーは特に作業無しです。
最後に組付けをして完成となります。