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ロリンザーRSK6 黒塗装されたディスクをオリジナル近似のシルバー/ブラッシュドへ

2019年6月13日
ロリンザーRSK6の20インチです。
ディスクが後塗りで黒に塗装されており、それを元々のオリジナルのシルバー/切削ポリッシュへ戻したいという事で北海道からご依頼いただきました。
製造時は旋盤切削でのポリッシュのダイヤモンドカットで、もちろん同じくダイヤモンドカット仕上げにも出来ますが、ダイヤモンドカットは費用が高い加工で、最終のクリアー塗装は溶剤ウレタン塗装のクリアーになるため、高い加工の割に耐久性がよろしくない、と言う欠点もあります。
そのため、クリアーが丈夫なパウダーコートクリアーが使える、ブラッシュドでのリメイクにする事になりました。




◎ディスクの塗装剥離からシルバー/ブラッシュド加工
リムとディスクを分解し、ディスクの塗装を剥離、サンドブラスト研磨からバレル粗研磨にかけ、塗装の下地を作ります。
ますは、一旦シルバーをパウダーコート、焼き付けてシルバーを硬化させます。





ディスク天面のシルバーを剥ぎ落しながら、天面をブラッシュドにします。
オリジナルの旋盤切削ポリッシュに似せるので、ブラッシュドの目は通常より細かくします。




最後にパウダーコートクリアーを丸塗りです。




◎アウターリムのポリッシュ磨き+クリアー塗装
アウターリムを鏡面磨きし、クリアーをパウダーコートです。
今回インナーリムは洗浄のみで再使用でした。
ロリンザーのリムはワーク製で、ワークリムの多くはアウター/インナーが溶接接合されておりますので、本来は分解したいところですが、アウター/インナーは一旦のまま行います。






◎組付けて完成です








センターキャップはバフ磨き後にパウダーコートクリアー仕上げです。
ピアスボルトは洗浄再使用です。