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ブラッシュドのBC-Forgedをキャンディー系へ色変え&半艶クリアー

2021年7月8日
BC-Forgedの20インチホイール、現状はブラッシュド/クリアーで、これをゴールド系キャンディーへ色変えご希望で、埼玉県よりご依頼いただきました。



まずはリムから作業に入ります。

元のクリアー塗装を剥離し、回転研磨で素地を整え、インナーはブラックにしますので、先にインナーをグロスブラックでパウダーコートです。




焼付け硬化後に、アウター側はステンレスブラッシュドにします。

ステンレスブラッシュドは、ブラッシュドとポリッシュの中間のようなフィニッシュです。




クリアーはスモーク系クリアーの薄いタイプのTinted Clearを使います。

Tinted Clearをパウダーコートします。



Tinted Clearもクリアーなので、この1コートでも良いのですが、さらなる光沢を出すために、通常のクリアーをオーバーコートします。

焼付けてTinted Clearを硬化させてからクリアーをオーバーコートし、もう一度焼き付けてリムの完成です。




次にディスクの作業に入ります。

元々ベースはブラッシュドになっており、なるべく元のブラッシュドを生かすために、フレッシュは剥離槽で短時間で剥離をします。

剥離時に多少は染み等は付くので、染み消しとブラッシュド整備程度に肌を慣らします。




ディスクのキャンディーはGonzeと言う、ゴールドとブロンズの中間位のキャンディーを使います。

キャンディーGonzeをパウダーコートします。



焼付けて硬化後にクリアーをオーバーコートしますが、クリアーはグロスクリアーではなく、半艶クリアーを使います。

半艶のハーフグロスクリアーには、50%グロスのソフトクリアーと、30%グロスのフォッククリアーの2種類あり、今回は30%グロスのフォッククリアーにします。

焼付けキャンディーGonze硬化後に、フォッククリアーをオーバーコートします。




あとはリムとディスクを組付けて完成となります。