インパルRSをリフレッシュ色変え塗装&リバレルで17→18インチ化
このホイールも古いホイールで、リフレッシュでディスクの色変え塗装と併せて、現状17インチリバースで、ステップリムに替えて18インチ化ご希望で、埼玉県よりご依頼いただきました。
リバースリムは普通のステップリムに替えるだけで、ステップ幅1インチ分大きくなるので、必然的に18インチ化となります。
インパルRS用のリバレル用18インチステップリムです。
インナーリムはブラックご希望なので、脱脂洗浄後にブラックをパウダーコートします。
リバレルリムのアウターはポリッシュの状態で入荷しますので、ポリッシュご希望の場合はそのままでも良いのですが、多少擦れ跡等はありますので、自社で磨き直しています。
ポリッシュに対してのクリアー有無はご希望で選択になります。
鏡面の輝き重視はクリアー塗装無し、メンテナンス性重視はクリアー有り、と言う感じになります。
ただし、クリアー塗装無しは保護膜となるクリアー膜が無いので、徐々に酸化により白濁りしてきます。
酸化白濁りはDIY手磨きで解消にはなりますが、定期的にメンテナンスをしながら維持していく必要があります。
一方クリアー塗装有りは、クリアーが保護膜となるので、酸化白濁りはしませんが、鏡面無垢の状態に比べると1〜2割程ギラっと感が引けます。
また、いずれクリアーの下に水分が混入し、それが白錆となります。
白錆は、クリアーを剥離し素地を磨かなければ除去になりませんので、DIY処理は出来ません。
以上のように、ポリッシュに対するクリアー塗装有無はどちらも一長一短あります。
今回はクリアー有りご希望ですので、クリアーをパウダーコートします。
ディスクは元々はシルバーでしたが今回パールホワイトへ色変えします。
塗装剥離、ブラスト処理をします。
パールホワイト系には、やや黄ばみのあるタイプと純白に近いタイプの2タイプがあり、今回は純白に近いタイプのホワイトパールスパークルを使います。
ホワイトパールスパークルをパウダーコートします。
焼き付けて一旦硬化させ、スポークロゴを入れます。
ロゴは塗装で入れるので、文字を抜いた逆カッティングを作ります。
貼り付けて周囲を養生します。
最後にパウダーコートクリアーで閉じるので、耐熱性のある塗装でシルバーに塗装します。
このように塗装でロゴ文字が入ります。
最後にクリアーをパウダーコート、もう一度焼き付けます。
センターカバープレートはポリッシュ加工後にパウダークリアー塗装、6角キャップはキャンディールックになるイリュージョンカラーのブルーで塗装しています。
ピアスボルトはシルバーに塗装してあります。
組付けをして完成となります。










