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大型土のう設置・撤去作業の安全率や効率が向上する専用グラップル「トリトン」

2020年1月21日
大型土のう(1トンパック)専用グラップル「トリトン」で作業効率と安全率が向上

この商品は、現場で仮設として用いる大型土のう(1トンパック)の設置、撤去作業の「安全、省人力化、作業効率向上」を目的としています。

設置、撤去作業は大型土のうの吊りベルトを用いて行いますが、これには玉掛け作業が必要となりその為の作業員を少なくとも1〜2名配置しなければなりません。大型土のうは応急処置として災害復旧でも多く用いられ、これには土砂崩れや河川増水など危険な状態での作業が伴うケースも少なくありません。
この専用グラップルは大型土のうの設置、撤去の際の玉掛け作業を省き機械化により安全率を高め、作業の効率化を図る油圧ショベル用アタッチメントとして導入事例が増えています。



使用内容に応じて特注にも対応しております。レンタル/リース機もございます。レンタル/リースに関しましては「大型土のう専用グラップル「トリトン」【レンタル/リース】」をご覧下さい。



機械の特徴


掴む際の接触面積を増やし力の分散を図っています

袋に詰める物質は様々です。土のうとして用いる場合は土、砂、砂利、砕石が主ですが、瓦礫、廃プラ等、産業廃棄物の運搬や一時保管にために用いるケースもあります。詰める物質により袋の質量や容積率は大きく異なるため出来る限り袋の変形を防ぐため掴む際の接触面積を大きくしています。




作業半径を大きく取れるように軽量設計です

アタッチメントは油圧ショベル0.45m3(12t)〜0.7m3(20t)クラスに取り付け使用できます。作業半径が確保できるよう軽量設計としています。



隣接する袋に傷を付けない形状としています

隣接する大型土のうが破断しない様にグラップルの外面は突起を軽減しています。



玉掛け作業も行えます

油圧ショベル(クレーン仕様)で玉掛け作業と併用して作業を行えるように切り口を設けています。



掴む力を数値化し力の入れ過ぎによる破断を防ぎます

オプションで圧力計の取り付けが可能です。掴むシリンダー圧力を数値化し大型土のうの内容物の種類や密度に応じて掴む加減を数値で読み取り、袋の破れや袋の変形を防止します。
油圧ホース(1/4インチ)をアタッチメントから油圧ショベルのアームに這わせプラスチックバンドで固定し、高精度圧力デジタル計を運転席内に設置します。



【開閉動作の動画】