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ワーク エクイップ スピリット11(work equip spirit11)14インチ リム交換リバレル加工

2019年1月25日
ワークエクイップスピリット11の14インチです。
エクイップはエクイップでもこのスピリット11は中々珍しいのではないでしょうか。
数十年昔のホイールなので、腐食や傷みは当然あり、それらのオーバーホールを兼ねて、2本のアウターリムをリム交換ご希望で、北海道からご依頼いただきました。
交換リムは発注して入荷までに早くても1ヶ月程はかかりますので、その間に他の出来る作業を進めます。




◉アウターリム溶接切断分解
この手の旧車系用3Pは、アウターリムとインナーリムとでディスクをサンドイッチにし、溶接接合されていますので、ピアスボルトを外しても分解は出来ません。
溶接跡が2段あり、上段がアウターリムとディスクの溶接跡、下段がインナーリムとディスクの溶接跡です。インナーリムはそのまま使いますので、上段の溶接跡を切断してアウターリムを切り離します。




◉ディスクの再塗装
ディスクの塗装を剥離、サンドブラスト研磨からバレル粗研磨にかけて塗装の下地を作ります。
2本はリム交換しませんので、アウターリムは付いたまま作業を行います。
年代物なので、腐食による浸食穴が多数あります。部分的だけでしたら、耐熱パテで埋めてと言う事も出来ますが、結構満遍なく広い範囲に出ていますので、全面パテを塗る訳にはいきませんので、今回はこれも年代物ホイールの味として、このまま進めます。





ゴールドをパウダーコートです。





◉アウターリム入荷
交換をする2本の5.0インチアウターリムが入荷です。
もちろん新品で、バフ磨きの状態で入荷しますが、バフ目や海外からの長旅の擦れ跡等もあるため、入荷後に自社にてバレル仕上げ研磨にかけて、綺麗な鏡面にします。




◉組付けて完成
組付けて完成です。
組み付け後は元々と同じく溶接をします。
ピアスボルトは、ステンレスブラックに交換しています。
ピアスボルトの台座はウェットショット加工で綺麗にしています。