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OZ製MAE18インチの製作可能最大サイズ7.5インチリバレルリム交換

2020年11月30日
OZ製MAEの18インチホイールです。

特別希少モデルとまではいきませんが、フッツーラよりは希少性は高いと思います。

今回は、ディスクのシルバー再塗装と、リム交換リバレル加工ご希望で、山形県よりご依頼いただきました。

同じOZなので、フッツーラとリムは同じです。



リバレルリムは海外製造で、早くても入荷までに1ヵ月程、遅い時は2ヵ月、それ以上かかる事も普通にあるので、最初にリバレルリムの発注を済ませ、入荷するまでに他の出来る作業を完了させておきます。


ディスクとセンターキャップはシルバーに再塗装するので、元の塗装を剥離し、ブラスト研磨で素地を整えます。




1コート目にシルバーをパウダーコートします。




一旦焼き付けシルバー硬化後に、クリアーをオーバーコート、もう一度焼き付けてシルバー再塗装完了です。





リバレルリムの入荷です。

今回は1ヵ月半程で入荷しました。

アウターリムは、既存のリア用のアウターリムをフロント用に移植、リア用のアウターリムを新たに7.5インチリムに交換です。

ステップリムとして製作可能最大サイズが7.5インチです。



インナーリムは4本通しで4.5インチです。



インナーリムはブラックにするので、脱脂洗浄をしてからブラックをパウダーコートします。




アウターリムは、既存移殖の再使用2枚は磨き直しします。

交換の7.5インチリバレルリムは、バフ磨きの状態で入庫しますので、そのままでも使用OKですが、バフ目や擦れ跡等は少なからずあるので、入庫後に自社でバレル仕上げ研磨にかけ、綺麗な鏡面ポリッシュにします。

クリアー塗装は任意で選択していただきます。

クリアー塗装無しは、無垢鏡面肌そのままなので、鏡面の輝きは素晴らしく綺麗ですが、保護膜が無いので、徐々に酸化により白濁りしてきます。

酸化白濁りは、市販の艶出し剤でのDIY手磨きで復活しますので、定期的にDIYメンテナンスをしながら維持していく必要があります。

クリアー塗装有りは、クリアーが保護膜になるので酸化白濁りはしませんが、いずれは飛び石等や、ピアスボルト周辺からクリアー塗膜の下に水分が入り込み、白錆びが出てきます。

白錆びはクリアーの下のため、表面を磨いても解消されませんので、クリアーを剥離し素地を磨き直さなければ解消になりません。

以上のように、ポリッシュのクリアー塗装有無はどちらも一長一短ありますので、目的に応じて任意で選択していただきます。

今回は鏡面の輝き重視でクリアー塗装無しにしました。


後は組付けて完成となります。




アウターリム7.5jもあるので、ちょっと斜めにするとディスクが見えなくなります。








アウターリムはクリアー無しなので鏡面その物、ピアスボルトやMAEロゴが綺麗にリムに写り込んでいます。



リバレルリムはその物により入荷納期1〜3ヵ月程ですが、事前の目安1ヵ月でも、今はコロナの影響が酷く、大幅に遅れる事も多々あります。