アンドリューⅤをブラッシュド/キャンディー塗装&リム交換カスタム
古いホイールで、元々がスポーク天面がカットポリッシュ(ダイヤカット)なので、白錆や劣化が酷く、リフレッシュを兼ねてディスクをブラッシュドへカスタムと併せてアウターリム交換でサイズ変更ご希望で、茨城県よりご依頼いただきました。
2本はディスクを黒に塗装されています。
リバレルリムは入荷までに早くても2ヶ月前後かかりますので、先に発注をしておき、入荷までに出来る作業を進めておきます。
今回はアウターリムは交換なので、ディスクとインナーリムの作業を進めていきます。
インナーリムは黒にするので、回転研磨で素地を整えてからブラックをパウダーコートします。
ディスクはブラッシュドにします。
ブラッシュドは、窓(スポーク間)もブラッシュドにする3Dと、窓はブラッシュド以外の処理、表面をブラッシュドにする2Dとがあり、両者で見せ方も費用も変わります。
今回は、窓と天面とで肌差コントラストが出来るように、窓はウェットショット肌での2Dブラッシュドになりました。
元の塗装を剥離、ブラスト処理後に先に窓をウェットショット加工してから、天面をブラッシュド加工します。
キャンディー塗装はスモーク系の薄い部類のTinted Clearご希望なので、Tinted Clearをパウダーコートします。
センターカバーも同時に進めます。
焼き付けて硬化後に、クリアーをオーバーコート、もう一度焼き付けます。
アウターリムは鏡面ポリッシュです。
リバレルリムのアウターはポリッシュの状態で入荷しますが、多少擦れ跡等はあるので、自社で磨き直しています
ポリッシュへのクリアー塗装有無は任意で選択となります。
鏡面の輝き重視はクリアー塗装無し、メンテナンス性重視はクリアー有り、と言う感じになります。
ただし、クリアー塗装無しは保護膜となるクリアー膜が無いので、徐々に酸化により白濁りしてきます。
酸化白濁りはDIY手磨きで解消にはなりますが、定期的にメンテナンスをしながら維持していく必要があります。
一方クリアー塗装有りは、クリアーが保護膜となるので、酸化白濁りはしませんが、鏡面無垢の状態に比べると1〜2割程ギラっと感が引けます。
また、いずれクリアーの下に水分が混入し、それが白錆となります。
白錆は、クリアーを剥離し素地を磨かなければ除去になりませんので、DIY処理は出来ません。
以上のように、ポリッシュに対するクリアー塗装有無はどちらも一長一短あります。
今回は鏡面の輝き感重視でクリアー塗装無しです。
あとは組付けて完成となります。
ピアスボルトはブラックに塗装しています。
センターカバー固定の6角ナットはポリッシュで綺麗に復元しています。
このホイールの特徴でもある、センターカバーの飾りナット&フランジナットはステンレス黒染の新品に交換しました。
センターカバー固定のスタッドボルトもステンレス製新品に交換しています。
アウターリムは鏡面クリアーレスなので、文字通り鏡の映り込みです。