アルミホイールの曲がり/割れ/削れ/欠け/傷/錆/凹みなどでお困りの方へ! アルミホイール修理・塗装のことなら私たちにお任せください! 確かな技術と安心の価格でサービスをご提供いたします。

OZフッツーラの18インチをリム交換リバレル&ブラッシュド加工

2022年9月29日
毎度おなじみOZフッツーラの18インチホイールです。

BBSと並び入庫率の多いOZフッツーラですが、当社では「OZフッツーラ=リム交換リバレル」と言う程リム交換のご依頼が多いホイールでもあります。

今回も当然のようにリム交換リバレルと合わせて、ディスクのブラッシュド加工ご希望で、埼玉県よりご依頼いただきました。



リバレルリムは、全て海外発注になり、早い時でも1.5ヵ月程、遅い時は3ヵ月程、もしくはそれ以上の時もザラにあるので、先にリバレルリムの発注を済ませ、入荷までの間に他の出来る作業を進めていきます。

今回リムは、アウターもインナーも全て交換するので、ディスクのブラッシュド加工を進めていきます。

いきなりブラッシュド完成画像ですが、元の塗装を剥離、ブラスト研磨後にエアーツールを駆使しながらフリーハンドでブラッシュド目を入れていきます。

センターキャップも同時に行います。







ブラッシュドはキャンディー系塗装の仕上げも多いですが、今回はクリアー仕上げなので、クリアーをパウダーコートします。




リバレルリム入荷です。

発注当初は納期2ヵ月程との事でしたが、なんと4ヵ月経ってようやく入荷しました。

海外相手ですと、こう言う事が常にあるので、目安の納期はほぼ当てになりません。




インナーリムはブラックご希望なので、脱脂洗浄後にブラックをパウダーコートします。




アウターリムはバフ磨きの状態で入荷しますので、そのままでも使えますが、バフ目や磨き残し等はあるので、入荷してから磨き直して綺麗な鏡面ポリッシュにします。




ポリッシュ後のクリアー塗装有無は任意で選択していただけます。

ザックリの判断基準としては、鏡面の輝き重視はクリアー塗装無し、メンテナンス性重視はクリアー有り、と言う感じになります。

ただし、クリアー塗装無しは保護膜となるクリアー膜が無いので、徐々に酸化により白濁りしてきます。

酸化白濁りはDIY手磨きで解消にはなりますが、定期的にメンテナンスをしながら維持していく必要があります。

一方クリアー塗装有りは、クリアーが保護膜となるので、酸化白濁りはしませんが、鏡面無垢の状態に比べると2割り程輝き感が引けます。

また、いずれクリアーの下に水分が混入し、それが白ミミズ錆となります。

白ミミズ錆びは、クリアーを剥離し素地を磨かなければ除去になりませんので、DIY処理は出来ません。

以上のように、ポリッシュに対するクリアー塗装有無はどちらも一長一短あります。

今回はクリアー塗装ご希望なので、クリアーをパウダーコートします。



ピアスボルトは錆が無ければ洗浄で綺麗になりますが、錆は洗浄では落ちないので、ご希望の場合は再メッキします。

ただし、錆の状態によっては、素地の痛み具合でツル肌にならない事はあります。

今回は再メッキご希望でしたので、再メッキ加工をします。



再メッキ加工した物は以降の錆防止でクリアーをパウダーコートしています。




後は組付けをして完成となります。











リムのシールは、純正と同じように透明ベースにプリントで作っています。