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OZフッツーラ20インチをブラッシュドカスタム+リム交換リバレル

2023年4月6日
当社においてのリム交換リバレルで一番ご依頼率の高いOZフッツーラです。

フッツーラ=リム交換リバレル、と言う程ご依頼が多いです。

今回も20インチフッツーラで、ブラッシュドカスタムと同時にリム交換リバレルご希望で北海道よりご依頼いただきました。



リバレルリムは、早い時で入荷まで1.5ヵ月程、遅い時で3ヵ月程、部材在庫無しの時は未定と言う事も多々ありますので、事前にサイズを決めて先にリムを発注しておきます。

入荷までの間で他の出来る作業を進めていきます。

今回ディスクは通常のブラッシュドよりも光沢のあるタイプのステンレスブラッシュドのご希望です。

塗装を剥離し、ブラスト処理をしてからまずは通常のブラッシュドに加工をし、最後にもう一手間加えてステンレスブラッシュドにします。

ポリッシュの光沢感が加わりますので、王道ブラッシュドとはちょっと変わりますので、どちらが良いかは好みの問題となります。





センターキャップはOZ文字を黒にします。



最後にクリアーをパウダーコートします。



リバレルリム入荷です。

今回は2ヵ月程度で入荷しました。




インナーリムはブラックご希望なので、脱脂洗浄後にブラックをパウダーコートします。




リバレルリムのアウターはバフ磨きの状態で入荷しますので、ポリッシュご希望の場合はそのままでも良いのですが、多少バフ目や擦れ跡はあるので、自社で鏡面ポリッシュに磨き直しをします。



ポリッシュ後のクリアー塗装有無は任意で選択していただけます。

判断基準としては、鏡面の輝き重視はクリアー塗装無し、メンテナンス性重視はクリアー有り、と言う感じになります。

ただし、クリアー塗装無しは保護膜(クリアー膜)が無いので、徐々に酸化により白濁りしてきます。

酸化白濁りはDIY手磨きで解消にはなりますので、定期的にメンテナンスをしながら維持していく必要があります。

一方クリアー塗装有りは、クリアーが保護膜となるので、酸化白濁りはしませんが、鏡面無垢の状態に比べると2割程輝き感が引けます。

また、いずれクリアーの下に水分が混入し、それが白錆となります。

白錆びは、クリアーを剥離し素地を磨かなければ除去になりませんので、DIY処理は出来ません。

以上のように、ポリッシュに対するクリアー塗装有無はどちらも一長一短あります。

今回は鏡面の輝き重視でクリアー塗装無しを選択されました。


ピアスボルトは洗浄は行いますので、汚れは洗浄で落ちますが、錆があればそのまま残ります。

再メッキ加工は可能で、今回再メッキ加工ご希望でしたので、再メッキをします。

再メッキをした物は、以降の錆防止の目的でクリアーをパウダーコートしています。




後は組付けをして完成となります。









クリアーレスのアウターリムはまさに鏡面、この映り込みです。