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BBS RS 17インチ オールパウダーコート塗装でリフレッシュ修理

2018年12月12日
BBS RSの17インチです。
4本中1本に曲がり有りで、この1本の曲がり修理と同時に、折角なのでオールパウダーコートで4本全てリフレッシュで綺麗にと言うご希望で、茨木県からご依頼いただきました。
BBS系は割合的に入庫が多いですが、特にこのRS、LMは常に入庫しています。
RSは、アウターリム、インナーリム、ディスク、ワッフルプレート、6角キャップ、ピアスボルト、と部品点数が多いため、各部位各工程も必然的に多くなります。



◉アウターリムのポリッシュ磨き+クリアー塗装
1本曲がり修正を済ませてから、古いクリアーを剥離、回転研磨からバフ磨きでポリッシュにします。
一般的にポリッシュと言えばこれで完成が普通ですが、当社の場合はここからさらにバレル仕上げ研磨にかけて、バフ目やバフムラの無い鏡面にまで仕上げます。




クリアーはもちろんパウダーコートクリアーです。
パウダーコートの焼き温度は200℃程になるため、鋳造や腐食のある物、鍛造でも腐食があれば沸きや染みが出ますので、事前に下焼きを行います。200℃で空焼きする事により、この段階で材質の悪い部分から出る物を出してしまう、と言うのが下焼き、空焼きの目的です。
空焼き後にクリアーをパウダーコートです。




◉インナーリムの再塗装
インナーリムも古い塗装を剥離し、回転研磨で塗装の下地を作ります。
インナーリムは車に履いてしまうと洗浄は簡単に出来ませんので、汚れが目立たないように黒を選ばれる方が多いですが、今回はあくまで純正から崩さずにシルバーになりました。






◉6角キャップのポリッシュ加工
6角キャップは元々はシルバーと切削ポリッシュのツートンになっています。



後加工では同じくは出来ませんので、丸ごとシルバーか丸ごとポリッシュかのどちらかになります。
今回は丸ごとポリッシュを選択されました。
丸ごとポリッシュに加工後にパウダーコートクリアー塗装です。





◉ディスクのシルバー塗装
ディスクとワッフルプレートは同色ですので、同時に進めます。
古い塗装を剥離、サンドブラスト研磨後にバレル粗研磨にかけて塗装の下地を作ります。



1コート目にシルバーをパウダーコートします。



焼き付けて一旦シルバー硬化。



最後にパウダーコートクリアー丸塗りです。





◉ピアスボルトの再メッキ加工
ピアスボルトは元々がメッキです。汚れは洗浄で綺麗に落ちますが、錆が出ている場合は洗浄で錆は落ちませんのでそのまま残ります。ご希望により再メッキは可能で、今回は再メッキをご希望されました。




◉全ての各部位の作業が終わり、組み付けをして完成です