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BREYTON(ブレイトン)TYPE‐Ⅲ パウダーコートでリフレッシュ再塗装

2016年6月30日
ブレイトン タイプⅢ
ブレイトン前




特に何かの修理ではなく、全体的に劣化艶引けのため、リフレッシュでの再塗装になります。
塗膜が薄くなってきていて、とご指摘もありましたが、隙間はシルバーがほとんど乗っていなく、
ベースのサフェーサー色が見えています。
これは薄くなってこうなったのではなく、これがこの手のホイールのスタンダードです。
アルピナも同じような感じです
ブレイトン薄い

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ロゴの浮き文字もぼやけているとのご指摘もありましたが
これもこの手のホイールのスタンダードです。
理由は、鋳造素地の砂肌がとても粗く、何層も塗装を重ねて素地の粗さを埋めているためです。
ブレイトンロゴ




まずは剥離しますが、上記の理由で中々剥離に時間がかかります
普通のホイールですと、数時間剥離槽に漬け込むと塗膜は剥離できますが、
この手のホイールは丸1日漬け込んでも、それでも落ちません。
残った塗膜は、地道にサンドブラストで落としていきます。
剥離後は、バレル粗研磨で下地を整えます
ブレイトン剥離




この時代の海外製鋳造なので、鋳造巣穴があちこちにあります
これもこの手のホイールのスタンダードです
ブレイトン巣穴1

ブレイトン巣穴2




このままパウダーコート、焼き付けすると沸きが出ます ので本焼き前に素焼きをします

1コート目、シルバーをパウダーコート
ブレイトンシルバー




焼き付けし、一旦シルバーで完成させ
ブレイトンシルバー後




2コート目にクリアーをリコートします
ブレイトンクリアー




再度焼き付けて完成となります
ブレイトン後


ブレイトン後斜め


ブレイトン後裏


ブレイトン後アップ1


ブレイトン後アップ2


ブレイトン後アップ3



パウダーコートなので、隙間も裏側の均等な色付き、肌です。
ロゴもくっきり出ています